Puppy Boo. # Kei.Inoo

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You side.


…昨日の帰り際に言われた言葉が、
頭から離れない。


“ 倒れたりしたら困るからね。…Aちゃんよりも、俺が ”


この言葉を言ったいのおさんは、
なんで私が赤いのか 本気で理解してなかった。



…いのおさん、こういう時に天然が出るから困る。
だいたいなんで好きでもない女にそんな事を…！！




って考えてキーボードを打ってたら、
よっぽど私が酷い顔をしてたのか







涼介 「 どうしたの？ そんな怖い顔して、( 笑 ) 」

A 「 へっ！？ ああ…いや、別になんでもないよ。」


突然のイケメンは心臓に悪い。(





涼介 「 すごい怖い顔してたよ、なんか考え事？ 」

A 「 う〜ん、まあ… ちょっと書類取ってくるね、」






今日も仕事が多そうだなあ…、
頑張るか！！ と気合を入れ直して、戸棚に手を伸ばした

…けど、身長が低い私は手が届かない！！


A 「 う〜、届かない…。」

背伸びしたり手をめいっぱい伸ばしたり
ジャンプしたりするけど、( )無謀だ。








涼介 「 もう… Aちゃん 、背小さいもんね？ ( 笑 ) 」

A 「 山田くん ！ 」




私より10cmほど背が高い山田くんが、
書類を取ってくれた。


涼介 「 はい、どうぞ。」

A 「 あっ、ありがとう…。」






涼介 「 困ったらすぐ呼んでよ？ 」

と 、王子様スマイルで言い放ち
頭をぽんぽんして自分のデスクに座った。




お、王子様…。








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