私の本気を受け取って。 (ページ10)

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第10話ページ10

「春…馬くんっ、恥ずかしいってば」

私は抵抗した、だけど
春馬くんの力に対抗できるわけないんだったぁ。。

それから1分程度経った頃に
やっと離してくれた。

「はぁー、結衣ちゃんあったかいね」
「何なの！ただただ恥ずいじゃん！」

弄び方がエグいの！
もうやだぁ…店員さんに見られてなくてよかった…マジで

私は振り返ると春馬くんがいなかった。

「あれ…春…」

うっわ、あいつマジでやば……。
「現金でお願いします、あっ、そのまま着ていきます」

買ったーーー！！

「結衣ちゃんタグ切るよー、はいっ」

春馬くんは器用にタグを切り離した
返品はできません！やべぇ、、

「着てた服は貰った袋に入れて」
「うん…いいの？」

「え？」
「買ってもらったけど…」

「俺が勝手にやった事だからね」

確かにそうだけどぉ…！
こう言うのきっちりしたい派なの～。

「じゃあ飲み物奢るよ、私が」

これくらいしかできることがない……

「うん、いいね」

春馬くんの行動が読めないな
今日の目的忘れてそう…。