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伍 妖怪 ページ5

妖魔界


ウーラ「誰も来ませぬな」


カイラ「呼び出したはずだか、どういうことだ?」


ウーラ「大臣達は、まだカイラ様を新たな大王と認めておらぬのでしょう」


カイラ「奴らが従うのは、あくまでもエンマという訳か」


ウーラ「七賢者を抱き込んで大王の座を奪っても

妖魔界の妖怪達は、誰もカイラ様を支持してはおりませぬ」


カイラ「チッ‥‥‥どいつもこいつもエンマエンマと‥‥‥‥」



ーーーーーーーーー
ある洞窟


エンマ「ぬらりか」


ぬらり「ご無事でしたか。大王様」


エンマ「ああ、心配はいらん。

ぬらり、鬼まろが予定より300年早く地上に到達する」


ぬらり「うっ‥‥‥妖魔界がこのような時に!」


エンマ「奴らを撃退する方法があるとすれば‥‥‥」


ぬらり「妖怪ウォッチと“死神”ですね。しかし妖怪ウォッチは、すべて破棄されております。“死神”は‥‥‥」


エンマ「妖怪ウォッチは、他にもあるのだ。だが‥‥‥死神は、行方が不明だ」


ぬらり「な‥‥‥」


エンマ「太古の昔、幻妖族によって作られた。

神秘の秘宝「エルダ魔導鏡」は俺達が知る妖怪ウォッチ以上の力を持っている」


ぬらり「いにしえの妖怪ウォッチという訳ですか。それはどこに?」


エンマ「ぬかりはない。既に手に入れ。

「妖怪ウォッチ エルダ」として改修した

しかしエルダ自身が人間を受け入れておらず、未だ起動できないでいる

ぬらりよ、ここを出るぞ」

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作者名:gvg | 作成日時:2022年11月12日 19時

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