執着 ページ10
そこには倒れているルフィと巨大な砂嵐があった
このままだとユバがまた砂に飲み込まれる!
ー「私はねビビちゃん 国王様を信じているよ」ー
どんなに辛い状況でも信じて待っている人がくれている人がいる…
A『…』
私ができることは…
バッ
ルフィ「ぐっ…A!?」
クロコダイル「…!」
Aは砂嵐の目の前にたつ
ルフィは這って彼女の元へ向かおうとする
しかしAはその場を決して動こうとしない
A『私が…!この砂嵐の軌道を変える!!』
ゴォォオオオ!
大きな音を立てAの目の前まで迫る
ルフィ「Aーーーーーーー!」
A「…っ」
思わず目をつぶる
怖い…だけど…!!
クロコダイル「チッ…!」
…
A『…あれ?』
何も起きない…?
恐る恐る目を開けるとそこに砂嵐はなくクロコダイルが立っていた
A⦅…クロコダイルがとめたの?⦆
砂嵐を起こした本人であるに関わらずクロコダイルはそれを消し去っていた
A『どうして…』
クロコダイル「…おいA」
A『えっ…』
クロコダイル「もう一度言う。俺と共に来い」
…
A『ごめんなさい…私はあなたと共には行けない』
ーーー
sideクロコダイル
なんで俺はこいつを守ったんだ
バケバケの実の能力を利用できるからか…?
いやこんな奴の能力なんかなくても俺の計画に支障はねぇ
だったらなんで
クロコダイル「もう一度言う。俺と共に来い。」
傍に置いていきてぇって思っちまうんだ…
Aが俺をじっと見つめる
答えなんか分かっているのにどうしてこんなにもこいつに執着しちまうんだ
A『ごめんなさい…あなたと共にはいけない』
…
そうだ俺はこいつらの敵だ
なら…
クロコダイルは倒れているルフィに近づくと鉤爪でルフィを貫く
ルフィ「ぐっあぁあ!」
A『ルフィ!!』
全て壊しちまえばこんな気持ちもなくなる!!
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作者名:稀世 キヨ | 作成日時:2018年8月30日 0時