白い球体 ページ5
ぞろぞろと唸り声をあげバナナワニが入り込んでくる
ナミ「サンジくん！その中の一匹が鍵を飲み込んでるの！」
ウソップ「とにかく時間がねぇ！瞬殺で頼む！！」
サンジがワニに向かって構えた
ｽﾓｰｶｰ「今…三番目に部屋に入ってきた奴を仕留めろ。鍵食ったヤツと唸り声が同じだ」
そんなことまで覚えてるなんて…
A『すごい！ありがとう！ス…モーカー…』
ｽﾓｰｶｰ「！」
しばらくの間 水に堪えていたがもう限界だ
力がどんどん抜けていく…
A｟だめだ！…倒れる！｠
ﾎﾟｽｯ
倒れると思ったその時スモーカーが私を受け止める
A『ごめんスモーカー…ってえっ！？』
「「なっ！！？」」
彼らが驚くのも無理もない
スモーカーは全員の前で私をお姫様抱っこしたのだから
A『〜っ！』
サンジ「てめぇこら！煙野郎！Aちゃんに何してんだ！」
怒るサンジにため息を吐く
ｽﾓｰｶｰ「水に浸からねぇようにしてるだけだ。騒ぐ暇があったらさっさとワニを倒せ」
サンジ「ﾁｨｯ！」
サンジはスモーカーの言葉にむかついたのか
鍵を飲み込んだバナナワニを力任せに蹴りあげる
だがワニの口から出てきたのは鍵ではなく大きな白い球体だった
するとその球体は割れ人が出てくる
？「ドルドルボール！！」
ビビ「Mr.3…！！」
Mr.3「ﾌﾌﾌ…クロコダイルめ私をワニに食わせた気だろうが。ドルドルボールのおかげで身を隠し守ることが出来たガネ…んこの鍵は？」
Mr.3が鍵を見つける
ルフィ「あーその鍵は！！よこせー！」
焦る私達を見てニヤリと笑うと
Mr.3「現状把握だガネ…なら！これでどうだー！！」
Mr.3は遠くに鍵を投げ捨ててしまう
ゾロ「あの野郎…」
ナミ「時間がないわ！サンジくん 早く鍵を！」
鍵を探してる暇はない
別の方法があるとすれば…そうだ！
A『ドルドルの実ってロウソクで色んなものを作り出せるんだよね…』
私の言いたいことにウソップは気づいたようだ
ウソップ「…そうか！ソイツの能力でこの檻の合鍵を造れば！！」
それを聞いたサンジはジリジリとMr.3に近づく
A｟…お手手のシワとシワ合わせて…南無…｠
私はMr.3にご冥福をお祈りした
その後Mr.3をボコボコにして鍵を開けさせたのはいうまでもない
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作者名：稀世 キヨ | 作成日時：2018年8月30日 0時
