止まない戦い ページ11
A『ルフィ！！』
クロコダイルは鉤爪でルフィを貫くと
流砂の中に投げ捨てる
どんどん砂に飲み込まれていくルフィをみて
私は砂の中に飛び込んだ
ｸﾛｺﾀﾞｲﾙ「……くだらねぇ時間を過ごした…行くぞ。」
ロビン「…」
ーーー
…ルフィは捕まえたけど。くそっ砂に飲み込まれていく！
早く出ないと…！
すると誰かが私の手を強く引っ張った
A『ぶはぁっ！！』
その後強く引き上げられ私達は砂から出ることが出来た
一体誰が…
？「大丈夫ですか？」
見上げると男の人が心配そうにこちらを見ていた
A『ありがとうございます。あなたは？』
ペル「私は国王軍のペルという者です」
国王軍の…！
A『ビビは！ビビは無事なの！？』
私は掴みかかるように聞く
それと同時に気づく
ペルの体が戦いによってボロボロだということに
ペル「私もビビ様を今追っています。あなたがたのことはビビ様からお聞きしました。どうか力をお貸しください。」
真剣な眼差しをするペルに私は強くうなづく
するとルフィが私の服を掴む
ルフィ「A…先にビビの所へいってくれ」
A『でも…！』
ペル「彼のことは私に任せてください」
少し悩んだが今はそんな暇はない
私はペルにルフィを任せて飛び立った
ーーー
sideビビ
やっと宮殿にたどり着けた…
争いがどんどん酷くなる…
宮殿の上から見る景色はそれはひどいものだった
彼らのことが心配でたまらない。
だけど…！
ビビ「私には私のやるべき事をやらないと！」
「困るねぇ…！！」
っ！？この声は…
ビビ「クロコダイル！！」
なんでここに！？
ビビ「Aさんとルフィさんはどこ！何であんたがここにいるのよ！」
ｸﾛｺﾀﾞｲﾙ「奴らなら死んださ」
ビビ「うそよ！二人がお前なんかに殺されるはずがない！！」
叫ぶビビにクロコダイルは近づき彼女の首をつかみ上げビビを空中で宙ずりにする
ビビ「うっ！！」
ｸﾛｺﾀﾞｲﾙ「目を醒ませお姫様…見苦しくってかなわねぇぜ」
見苦しくたって構わない…！
私は…私はこの国の
ビビ「私はこの国の王女だから！私は…この国を！」
叫ぶビビの言葉を遮り
ｸﾛｺﾀﾞｲﾙ「お前に国は救えない」
クロコダイルは手を離した
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作者名：稀世 キヨ | 作成日時：2018年8月30日 0時
