無理矢理な笑顔 ページ40
サンドラ河を抜け砂漠を歩き進んで行くうちに
あたりはすっかり夜になっていた
昼と違い気温は氷点下まで下がっていた
チョッパー「もう…俺ダメだ」
A『もう少しだけ頑張ってね』
昼の暑さのせいかチョッパーはもうバテていた
私はそんなチョッパーを抱っこして運ぶ
ゾロ「変わってやろうか」
A『大丈夫！温かいし！』
ぎゅっとチョッパーを抱きしめる
チョッパー「くすぐってぇぞ！！」
笑い合う二人を遮るようにAからチョッパーを引き剥がす
A『あっなにすんの！ゾロ！』
ゾロ「ふんっ」
サンジ「寒いなら俺が抱きしめてあげるよぉ♡」
A『ノーセンキュー』
サンジ「そっけないAちゃんも素敵だァ！」
そんなやり取りをしていると
目の前に町が見え始める
A『あれが…ユバ』
だがそこはオアシスと呼ばれる町とは
程遠く枯れ果てた町だった
ビビ「そんなっ…オアシスが砂嵐に飲み込まれてる！」
ナミ「どの町も枯れてるなんて一体何が…」
ビビ「2年前のことです…」
ビビはこの国に起こった事件について話し始めた
ーー
A『まさかダンスパウダーが関わっていたなんて…』
ルフィ「なんだそれ」
ナミ「人為的に雨を降らす粉よ」
ウソップ「だったらこの国にはうってつけじゃねえか」
A『そうでもない。人工降雨をすると隣国が干ばつする目にあうの』
ビビ「そう…その粉が大量に運び込まれた時 国では王の住む町以外は全く雨が降らない異常気候になった！ 」
それだと国王…つまりビビのお父さんが疑われるじゃない！
ビビ「当然 父には身に覚えのない事件だった…全てはクロコダイルの仕組んだ罠だったの！そして彼の思惑通り反乱が起きた！！」
町も人の命までも奪って…
ビビ「なぜあいつにそんなことをする権利があるの！？」
A｟…ビビ｠
？「私はね国王様を信じているよ…ビビちゃん」
ビビ「…！？まさかトトおじさんなの！？」
トト「気づかないのも無理ない少し痩せたからな。頼む！反乱軍を止めてくれ！もう君しかいないんだ！」
ビビ「…」
ビビ「心配しないで 反乱軍はきっと止めるから！」
笑って言うビビ
しかしそれは疲れと不安と恐怖を押し込めた無理矢理の笑顔だった
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稀世 キヨ(プロフ) - カリンさん» ありがとうございます！夢主はクロコダイルさんとどんな出会いをするのか… (2018年8月21日 0時) (
レス) id: c4b8765281 (このIDを非表示/違反報告)
稀世 キヨ(プロフ) - 森田菜々子さん» もったいないお言葉…これからも応援よろしくお願いします！！ (2018年8月21日 0時) (レス) id: c4b8765281 (このIDを非表示/違反報告)
カリン(プロフ) - 続編おめでとうございます！ (2018年8月20日 23時) (レス) id: e1be8d8008 (このIDを非表示/違反報告)
森田菜々子 - こちらこそすいません；その代わりリクエストと最新頑張ってくださいね。 (2018年8月20日 23時) (レス) id: 9b1c982b1b (このIDを非表示/違反報告)
稀世 キヨ(プロフ) - 森田菜々子さん» part1のお話でお答えしたように今後の傾向しだいです…。ごめんなさいm(_ _)m (2018年8月20日 22時) (レス) id: c4b8765281 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：稀世 キヨ | 作成日時：2018年8月20日 19時
