天使か悪魔か それとも part2

冬島 ページ18

ルフィの手当をしていると島が見えてくる
白く雪が積もる島…





A『冬島…』

ルフィ「うぉおおお！島だぁああ！」






手当てを終えたルフィが船から身を乗り出す

A『ちょっと 安静にしないと…！』





ルフィ「見ろA！雪だ！沢山あるぞ」

A｟聞いちゃいないな…こりゃ｠










A｟…｠





ここに医者がいればナミは助かるはず…
待っててねナミ…すぐ助けるから…
















船をつけようとする私達を沢山の国民が取り囲む





それは歓迎とは言い難いものだった









「そこまでだ 海賊共」



「速やかにここから立ち去りたまえ」








ビビ「病人がいるんです！医者をお願いします！」



彼女の言葉は彼らには届かない
銃を全員が構える









彼らからはある感情を感じた









敵意…？ちがう…この感情は…




















A｟恐怖…｠










彼らのような顔は何度も見たことがある
大きな力 大きな権力に支配される恐怖










A『…』















ﾊﾞｯ




Aは国民の前で手を広げる








「…！」



A『病人が船にいるんです。』








彼らはきっと悪い人たちじゃない
だからこそ、分かり合わないと





私の方から分かろうと歩み寄らないと！









A『国を襲うつもりはありません！あなたがたを傷つけるつもりはありません！！』





だから…




A『お願いします…！医者を！仲間を助けてください！』













Aは頭をつけて土下座をした














「…」












「…村へ案内しよう。ついて来たまえ」

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