この世界で貴方と【西園寺羽京】 (ページ2)

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A｢羽京くん、久しぶり！元気だった？｣

羽京｢A！久しぶり、元気だったよ、Aこそ、仕事は順調かな？｣

A｢まぁ、仕事内容は極秘だから教えれないけど、今のところ順調よ。羽京くんこそ、ソナーマンでしょ？何でも沢山聞こえるなんて便利に聞こえるけど結構大変よね？こんな都会にいるんだから余計疲れちゃうわよね？｣

羽京｢あはは、そうだね、、疲れることは多いけど、、、Aのこと考えてるといつの間にか疲れなんて無くなってるんだよね｣ｸｽｸｽ

A｢、、何笑ってるのよ？｣

羽京｢いや、、あはは、｣

A｢ﾑｯ、、何よ？｣

羽京｢いや、なんでもない、そんなことより久々のデートなんだしさ、楽しもうよ？｣

A｢もう、また誤魔化したでしょ？｣

羽京｢さぁ？｣

A｢やぁ〜｣

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A｢ねぇ、羽京くん。ツバメの化石みたいなのが、最近沢山発見されるようになったことは知ってる？｣

羽京｢うん、前に見たことがあるよ、あれは人が作ったものとは思えないクオリティだったけど自然にできたとも言い難いし、、｣

A｢そーよね、、うちの隊ではね、あれはもしかしたら化石とかじゃなくて意図的に人が石にしたんじゃないかって話が多くてさ、、そんなわけないんだろうけど、、なんだかそんな気がしちゃうの、、、えへへ、ごめんね、わけわかんないこと言っちゃって、、｣

羽京｢いや、今の化学技術の進歩からして無いとも言いきれないからね。それにしても、、もし人間が石になってしまったら、Aは、、どうする？｣

A｢もしそうなったとしても、私は特殊作戦群所属の隊員として人々を守る義務があります、それに、生き残った人同士とか、復活した人同士で争うのはいいとは言えないでしょ？｣

羽京｢あはは、そうだね。｣

羽京｢君ならそう言ってくれると思ったよ｣

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それから数日後

｢、、？

なにあれ？｣

訓練中の空に浮かんだ

A｢緑色の、、光？｣

その正体を知らない私たち。

様子のおかしい空の光を警戒しつつ、各自の身を守り様子を伺う隊員達。

次の瞬間

体が動かなくなった。

目の前が真っ暗で

永遠と暗闇が続く

深い深海の中1人沈んでいくように

何も感じなくなった。