メニュー (12)番外編 兵庫水軍 ページ13
これは、兵庫水軍の面々が異世界食堂にお呼ばれする土曜日の朝方に、起こった騒動である。(少し荒事があります。兵庫水軍のメンバーの何人かが、乱太郎を護ろうとして危険な目に合います。ご注意下さい)
義丸「乱太郎さん、今日の夜に福冨屋さんから、旨い食事処に俺達兵庫水軍を招待してくれるそうですけど、宜しいんですか？」
重「何でも、とても珍しい上に、とんでもなく旨い飯を出す店らしいですけど。酒も、旨いのが沢山あるって！南蛮の珍しい酒とかも有るそうですね。俺楽しみですよ！」
舳丸「有難う御座います。お頭も大喜びしてまして。忍術学園が丁度休みの今日、乱太郎さんを港の市場にお連れして、案内してやってくれとおっしゃって」
網問「しんべえさんときり丸さんはもう少ししてから来られるらしいですから、今日は俺達兵庫水軍が案内しますから」
乱太郎「何だか済みません。返って気を使わせちゃったみたいで」
間切「良いですよ。あ、ほら！見えてきました。あれですよ！」
乱太郎が間切の指さした方を見ると、賑やかな朝市が開かれており、沢山の人達が買い物を楽しんでいた。
義丸「どこから見て回りますか？この朝市は、俺達が魚を卸してる店もあって、顔が利きますから、安く買えますよ」
乱太郎「本当ですか！しんべえ喜びますよ！きり丸なんか、目を小銭にしそうですね」
重「確かに。乱太郎さん、彼処の浜焼きの店！あの店のサザエの壺焼き旨いんですよ！食べてみますか？」
乱太郎「良いんですか？はい。食べたいです！」
重「分かりました。おい、親父！サザエの壺焼きを二つくれ！」
親父「おや、水軍衆の方々。まいど。今丁度良い型のが焼けましたから。仕上げますから、ちょいとお待ちを」
そう言うと、醤油をサザエの壺焼きに回し掛ける。磯の香りと、焦げた醤油の芳ばしい香りが辺りに漂う。
親父「へい、お待ちどおさま。熱いですから気をつけて下さいまし」
重「おう。済まんな親父！さあ、乱太郎さん、熱いうちにどうぞ」
皿に載せられたサザエの壺焼きを乱太郎に渡した。
乱太郎「有難う御座います。頂きます！熱いっ。うん。美味しいです！凄く歯応えが良いです！ワタも余り苦くありませんし。最高です」
義丸「喜んでいただけで何よりです。あっ、そうだ、あっちの方には、焼き大福の屋台もありますよ。行きますか？」
乱太郎「えっ！はい。行きます！」その時、兵庫水軍と乱太郎を見詰める怪しい二人組に、彼等は気づいていなかった。
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宇佐美白百合(プロフ) - メニュー(12)が抜けてます。 (2023年3月29日 18時) (
レス) id: eefbdae5f4 (このIDを非表示/違反報告)
あやみ - リアルさんは忙しいんですか？ゆっくり続編楽しみにしてます｡ (2019年9月23日 14時) (携帯から) (レス) id: b20f29b230 (このIDを非表示/違反報告)
みこち(プロフ) - あやみさん» ごめんなさい(>_<)ご指摘感謝致します。兵庫水軍の異世界食堂のお食事会お楽しみに！ (2019年8月29日 17時) (レス) id: 3f5bca2fa0 (このIDを非表示/違反報告)
あやみ - ﾒﾆｭｰ(9)が抜けてます(汗) (2019年8月29日 17時) (携帯から) (レス) id: b20f29b230 (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - みこちさん» 楽しみです！頑張って下さい(⌒‐⌒) (2019年8月17日 13時) (レス) id: a634d5c031 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みこち x他1人 | 作成日時：2019年8月17日 11時
