メニュー45年生 （13） ページ42
久々知「私も、次の奴を食べよう。ほう、四角いな。上に、黒い粉が振り掛けてある。どれ」
匙をティラミスに差し込むと、掬い、口に入れた。
久々知「ほう！甘酸っぱい風味が良いな。微かだが、豆腐の味がする。豆腐を使ったみたらし団子なら、私も作った事はあるが、こんな味の甘味も作れるのか。店主。これには、何を使っているのだ？」
目を輝かせて聞く。
店主「其方は、豆腐に、豆乳に砂糖とレモン汁を加えた豆腐クリームに、マスカルポーネっていうチーズと、スポンジケーキに、ココアの粉を振って作りました」
尾浜「マスカルポーネチーズ？チーズは、伊作先輩達から聞いてるけと、甘味にも料理にも使えるのか？」
店主「ええ。硬化タイプの奴と、柔らかいタイプの奴がありましてね。種類もかなりの数がありますよ」
タカ丸「そうなんだ。僕の食べた奴もそうなんだね。凄いんだね！チーズって」
久々知「うん。私も感心した。美味かった！」
店主「お次の奴です。信玄餅シュークリームと、苺のタルトと、栗の甘露煮のロールケーキです」
竹山「来たか。おほー、美味そう。」尾浜「へえ、綺麗な菓子だな！一つは、苺を敷き詰めた、クッキーの土台の焼き菓子、もう一つは、黄色いふわふわした奴に、砕いた栗の甘露煮を混ぜた生クリームを詰めて丸めた奴か。頂きます」
尾浜は、早速フォークを刺して、口に入れる。八左右衛門は、手で持ち上げた。
竹谷「わあ…、これ、餡こと生クリームと、干し杏が入ってる。頂きます！かぷり。もしゃもしゃ。なんて洒落た味だ！生クリームの他にも、黄色い濃いめの甘いとろりとした奴も詰まってる。あれ！これ、底の方に、信玄餅の中身が入ってるぞ！外の軽めの皮と、凄く合う！美味いなこれ！」
店主「ええ。信玄餅を参考にして作ってあるんですよ。シュークリームは、和洋どちらの具材も合いますから」
尾浜「まずは、苺を食べるか。うわ！甘い。こんなに大粒の苺を使ってるのか。下の黄色くて甘い奴は、伊作先輩が言ってたカスタードクリームか。なんて深い甘さなんだ！土台のこれ、クッキーだよな。あの時食べたクッキー缶の奴程じゃ無いけど、サクサクしてる！苺と合わせて食べたら最高だ！ケーキって、俺が今まで食べてきた団子や大福とはまるで違うけど、美味いな。次は」
栗の甘露煮のロールケーキを食べる。
尾浜「もしゃもしゃ。柔らかいな！中の生クリームと、混ぜてある砕いた栗の甘露煮が良く合う。優しい味だ。最高〜！美味い！」
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みこち(プロフ) - 愛さん» コメント拝見致しました。異世界食堂のファンでして、忍たま達を是非とも行かせて見たくて書きました。楽しんでいただけて嬉しいです！ (2019年8月14日 7時) (
レス) id: 3f5bca2fa0 (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - 面白いです！(o^−^o)一度料理食べてみたいなぁ〜笑( ゜ρ゜ ) (2019年8月13日 23時) (レス) id: a634d5c031 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みこち x他1人 | 作成日時：2019年7月10日 16時
