忍たま×異世界食堂続編

メニュー45年生 （10） ページ39

浜「俺、ネマガリタケ大好きなんだ。細いのに、歯応えがしゃくしゃくしてとても良いし、アクも殆ど無いからな。油揚と味噌汁にしてあるとメニューで見て、頼んだけど正解だな！うん。やっぱり旨い！白飯とも合っている。」

店主「お気に召して頂けましたか？もし宜しければ、ネマガリタケのスパゲッティは如何ですか？バター醤油味で、ハナビラタケとシメジ、鳥のもも肉が入っています。美味しいですよ。」

浜「本当か！じゃあ、小盛にして頼む。」

店主「はいよ！」

そして、鯛のカルパッチョを箸で摘まむ。綺麗な白身に、ワサビマヨネーズが絡んで、良い香りを出している。

浜「へえ、こんな刺身初めてだな。醤油味以外のなんて。パク。ん！旨い。」

鯛の淡泊ながら、優しい旨みに、ワサビマヨネーズの味が絡んでいる。噛み締めるごとに、味が合わさる。

浜「辛めのタレが効いてる。ワサビマヨネーズだったか？玉ねぎも合う。さっぱりした味だけど、味が深いな。良い味付けだな。」

食べ終わると、ネマガリタケのバター醤油スパゲッティが運ばれてきた。小盛だが、とても良い香りがする。

浜「旨そうだな……！上には、刻んだ海苔と、シソの葉とネギがたっぷり掛けてある。それに、このバター醤油の匂い！たまらないな！普通盛でもよかったかな。どれ！頂きます！」

フォークで巻き取り、口に運ぶ。バター醤油味のスパゲッティの濃厚な旨みが広がる。鶏肉や、炒められたハナビラタケやネマガリタケのさくさく、コリコリした味わいがたまらなかった。

浜「旨い！モシャモシャ……。凄いなこの料理！バター醤油味のネマガリタケなんて初めて食った！この細くて歯応えのある麺と合っている。海苔とシソの葉の風味も良いな！何より、ハナビラタケやネマガリタケの歯触りが最高だ！旨い！」

夢中で完食してしまった。さて、次はデザートである。皆も楽しみにしてきたのである。

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