メニュー45年生 （5） ページ34
牛串と海鮮串を2本ずつと、鯛のカルパッチョとライスとアサリの味噌汁ですね。以上です。では、ごゆっくり」
皆は、旨そうな香りを楽しんでいたが、やがて食べ始める。
久々知「では、まず豆腐ステーキから。立花先輩から味をきいてから、食べたかったのだ。どれ…、」
ナイフで切り分けて口に運ぶ。厚めに、肉のような型に切り分け、軽く焼き上げた豆腐と、昆布出汁と干し椎茸の出汁に大根おろしをかけた柚子ポン酢だれが抜群に合っていた。
久々知「ん！旨い！出汁の効いたポン酢だれが良い！焼き上げた豆腐と素晴らしく合っている。軽い口当たりだが、肉を焼いたように食べられる。豆腐にこんな食べ方があるんだな。それと、この汁物は…。豆乳のクリームシチューと聞いたが？どれ…、ほう。なんて優しい味だ。大きめに切られて煮込まれたキノコの歯触りが良い！コリコリしてるぞ！他の野菜も、丁寧にアク抜きされていて、すっきりした味わいだ。玉ねぎもジャガイモや粒トウモロコシも…。んっ？これ、肉が少しも入って無い！肉をまるで使わずにこれだけの旨みを出せるなんて……。この豆乳のおかげなんだな。やはり豆腐は凄い！私も、今度作ろう！」
竹谷「そんなに旨いのか、一口くれよ平助!」
久々知「ああ。ほら」
匙ですくうと、八左右衛門の口に入れてやる。
竹谷「んっ！本当だ。優しい味だな。旨いよこれ！」
久々知「そうだろう。さて、このロールパンを、クリームシチューに付けて…。やっぱり立花先輩に聞いた通りだ。千切ったロールパンを浸して食べると旨いな！後、このツナサラダもなかなかな味だ。油漬けのマグロが生野菜に合っている。良い味だ」
三郎「俺も食うか。へえ、小さめに厚切りにした豚バラ肉を茹でた奴に、赤い味噌みたいなタレ。後は、生の切り分けたキュウリと細切りした人参とシソの葉と荏胡麻の葉と薄切りの玉ねぎ、それから、一枚のままのサニーレタスが沢山。店主、これは、どうやって食べるんだ？」
店主「それは、そのサニーレタスの上に赤い辛味味噌を少し乗せて、茹でた豚バラ肉とキュウリや玉ねぎを乗せてから、巻いて食べるんです。白飯や卵スープと合いますよ」
三郎「そうか、なら」
言われたように、サニーレタスに辛味味噌と豚バラ肉と野菜を乗せて巻き、食べてみる。シャクッ。モシャモシャ…。
三郎「ふむ！ふまい。こんなふまいもろらべたころなひ…」
雷蔵「おい三郎、口に入れたまましゃべるなよ。何言ってるのか判らないぞ！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 6人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みこち(プロフ) - 愛さん» コメント拝見致しました。異世界食堂のファンでして、忍たま達を是非とも行かせて見たくて書きました。楽しんでいただけて嬉しいです！ (2019年8月14日 7時) (
レス) id: 3f5bca2fa0 (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - 面白いです！(o^−^o)一度料理食べてみたいなぁ〜笑( ゜ρ゜ ) (2019年8月13日 23時) (レス) id: a634d5c031 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みこち x他1人 | 作成日時：2019年7月10日 16時
