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魔法騎士のエスクードとは ページ15

そう、落下するしかないのだ。

炭治郎「人間は飛べないんだから当たり前だろっ!不味い、この高さじゃ受け身を取っても…!」

そう言っている間にも地面は迫る!

下に居る煉獄と不死川は、駆け寄ると、

不死川「糞!この…辺りか!?」

煉獄「違うぞ!そっちの付近…かも知れん!」

炭治郎をキャッチしようと、あたふたと右往左往する2人。

柱なら、真っ直ぐ落下為てくる相手の位置くらい目測で判るのでは?とは言わないで欲しい。

此はあくまでも、アニメの魔法騎士レイアースの雰囲気を真似ているだけだ。

ドサッ!

煉獄「っと!竈門少年大丈夫か!」

炭治郎「大丈夫です。有難う御座います」

降ろして貰いながら言う。

炭治郎「其れより、不死川さん、如何して貴方のエスクード…そんなに重たいんですか!腕が抜けるかと思いましたよ」

不死川は首を捻る。

不死川「馬鹿言え、羽根みたいに軽いんだぜ此。ほら、見てろ!」

言うと、不死川はエスクードを右手だけで握ると、

手首に回転を掛け、

シュルルッ!

鮮やかに円陣に振り回す。

次に、

ヒュッ!

上目掛けて、高く投げ上げると、

タッ、パシッ!

跳躍して、空中でキャッチして着地する。

不死川「ほらな。此が重そうに見えるかよ?」

炭治郎「え”っ?!貴方の全集中って、身体能力だけじゃ無くて、ゴリラか類人猿みたいな怪力が…」

ぼぐしゃっ!!

不死川「違・ぇ!てめぇ…誰・が・キングコングかオランウータンみたいな馬鹿力だと?2度と口に為たらぶち殺すっ!」

抑えろと煉獄が宥める。

煉獄「どうにも合点が行かんな。不死川、俺に貸してみろ」

不死川「ん?ああ、ほらよ」

エスクードを煉獄の差し出した掌に乗せる。

そのまま柄を握ろうと…

煉獄「…?何だ、特に何も…うわっ?!」

やはり、不死川の手から離れ、煉獄の手に握られた瞬間…!

ずしっ!!

ズッ…ズボッ!!!

な、何と…

煉獄「ヲイ…どーいう事だ此は?!俺の手に乗った途端に重量が跳ね上がったと思いきや…下に落ちたら只落ちた処か、地面にめり込んだぞ!何なのだ一体全体?!」

そう…まるで豆腐に金属製の文鎮でも落としたように、不死川のエスクードが、数センチ程…水平の姿勢の儘地面に半ば埋まる程にめり込んでしまったのだ。

遙か上から落ちたのでは無く、

大人が持つ高さから、手から滑り落ちるように落ちたのにだ。

明らかに色々とおかしすぎる。

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みこち(プロフ) - 光柱の沙さん» 有難う御座います。本編間もなく再開します! (2022年11月4日 5時) (レス) @page4 id: e0b3c2b120 (このIDを非表示/違反報告)
光柱の沙(プロフ) - 続編おめでとうございます! (2022年11月3日 22時) (レス) id: 35c79308e3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みこち | 作成日時:2022年10月31日 4時

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