又もや魔物…!? ページ11
煉獄「不死川らしいな!鱗滝殿の力は俺も聞き及んでいるぞ。あの方に直々に手合わせ願える等、羨ましい限りだ!」
不死川「そうだな、あの人兎に角、凄かったんだぞ?何せ何処から如何攻めても、直ぐに気づかれちまうし弾かれる。
って言うよりは、水流に巻き取られるって感じで…やり辛いったら無いんだ。結局一回すらも日輪刀を浴びせられなかった。水の呼吸ってのは風の呼吸と相性が悪すぎなのかってあの時に怒鳴ったの…今でも覚えてるぜ」
炭治郎「水の呼吸は攻撃は勿論だが、受け流しや防御は、特に特化した呼吸だと俺も習いましたよ。こっちでも、其れが応用出来たら…って、そう言えば、魔神は後一躰でしたよね!多分煉獄さんの魔神でしょう」
不死川「ああ、魔神は3躰居る…だから、エメロード姫は俺達3人を召喚為たんだな。さ、先を急ごうぜ!」
煉獄「うむ!」
再び駆け出す3人…
空気の薄い山の上…慣れない者にはキツいのだが、
彼等は、修行の過程で徹底的に肉体を鍛えまくっている上に、全集中の呼吸を会得為ている為、この程度の空気の薄さ等問題無いのだ。
だが…
キュウキュウ…キュッ?!
崖の近くに来た時、
煉獄達を先導しながら進んでいたモコナが…不意に足を止めた。
不死川「ん?モコナ如何為たのかよ?急に止まるなんて」
道の先にある崖下に顔を向けたまま、何故かモコナは、
キュウキュウ…
わあ…どーしよ?何かヤバいのが居る〜!
とでも言うように、困りました😓、という顔をしている。
何か居るのかと、煉獄達がモコナが見ている先を…つまり崖下を覗き込むと、
煉獄達が居る位置は、モコナが見ている場所よりは高い。
大体下迄は30〜4・5メートル位だろうか。
その下に、何やら…
人型の、両の腕が翼竜の翼のような皮膜が付いている…
二足歩行のワイバーン(ゲーム等に出て来る翼竜型の魔物)みたいな魔物が居るのだ。
躰の色は赤茶色、大きさは8メートル程だろう。
煉獄「彼奴…何をやっているのだ?何やらしゃがみ込んで」
不死川「こっちに背中向けてるからな…ん?おい!あれ…あの仕草は、何か喰ってるのか彼奴?!」
そう、この魔物は、
煉獄達に背を向けた状態でしゃがみ込み、
何かを両手で持つようにして、手の先を顔のすぐ前に向けながら、
俯き加減の頭を、小刻みに…時折動かしているのだ。
まるで、子供がスイカや大きな肉を掴んで齧り付いているかのように…
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みこち(プロフ) - 光柱の沙さん» 有難う御座います。本編間もなく再開します! (2022年11月4日 5時) (レス) @page4 id: e0b3c2b120 (このIDを非表示/違反報告)
光柱の沙(プロフ) - 続編おめでとうございます! (2022年11月3日 22時) (レス) id: 35c79308e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みこち | 作成日時:2022年10月31日 4時