起爆札 ページ5
そして、アカデミー生達が帰った後、サクラが花壇の前にシートを引き、イルカ先生に頼まれた教材用の忍具を整理していました。
イルカ先生「済まないなサクラ。雑用みたいな事させて、明日の授業で使う起爆札何かもあるから、彼奴らに 流石にいきなり触らせるのはな。俺の時間が無かったから頼んじまった。』
サクラ「大丈夫です。』
潮江「サクラ、こんな所で何してる?ん?忍具の整理か?』
仙蔵「ん?おい、それは何だ?』
サクラ「これ?起爆札よ。』
仙蔵「(起爆)札だと?御札が爆発するとでも言うのか?』
イルカ先生「そうだよ。』
潮江・仙蔵「えっ?』
仙蔵「イルカ先生!いらしたのですか。気づきませんでした。』
イルカ先生「いいよ。それより、起爆札が何なのか教えようか?』
潮江「忍具として使うにしても、爆発するなんて信じられません。どうやって?』
イルカ先生「これは、紙に爆発の術式が組み込んであるんだ。主に、敵の気をそらせたり、攻撃にも使える。チャクラを合図で送るか、クナイに張りつけて投げると、数秒で爆発するんだよ。』
仙蔵「凄いな。私達の所では、紙が爆発したりはしないので。術式が組み込んであると言われましたが、その「爆」と書かれた字と周りの文様ですか?」
イルカ先生「そうだ。因みに起爆札の作成方法はアカデミーで教わるんだ。」
潮江「使うところを見てみたいもんだな、俺達の所には無い忍具か。」
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作者名:みこち x他1人 | 作成日時:2019年6月12日 0時