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新たな影👤 ページ35

炭治郎「何でもっと早くこんな簡単な事に気付かな…』

しかし、ハタと気付いた煉獄が、待てと言った。

煉獄「竈門少年、確かに魔法を使って移動が出来れば簡単だ。しかし、我々は抑も、移動や転移系統の魔法等使えたか?』

炭治郎「あ…そう言えば、あの時の女魔道士は兎も角俺達は、使え…ませんね』

そうだ。大体この中で魔法が直に発現出来て操れるのは…未だ煉獄だけだ。不死川と炭治郎も「使えるようになった状態の躰』なだけで「今すぐに思い通りの魔法が出せる』訳では無い。

予めクレフかプレセアから、その手の魔法が発現する魔法器具でも渡されていれば話は別だが…

不死川「クレフはあの時、グリフォン喚び出して俺達を逃がしたからな。第一アイテムにしろ魔法にしろ…場所移動が瞬時に出来る手段が実在するにしても…直ぐにあの時に使えてたなら、そっちを使う筈だしな。仕方無い、無い物強請りしても始まらねぇな。行こうぜ!』

煉獄「うむ!』

炭治郎「はい!』

再び走り出す。

不死川(魔法…か。やっぱクレフにやり方教わらねぇと駄目なのか?だけど彼奴、あの女にやられてるかも知れないしな…せめて無事で居てくれりゃ良いがな)

しかし、3人は再び止まる羽目になった。

何故なら、先を跳んで行ったモコナが、キュウキュウ!!と甲高く警戒音を放つように鳴きながら3人の方へと跳び戻って来たからだ。

ピョンッ!ポスッ!

煉獄の腕に跳び込むモコナ。

煉獄「おっと。モコナ?!』

如何したんだと、怯えるように小刻みに震えているモコナを撫でてやりながら聞く。

モコナは煉獄の腕の中で縮こまったまま、右前脚を、今しがた自分が向かっていた道の行く手の方へ向け、指し示す仕草をしている。

キュウキュウ!

まるで「あっちあっち!』とでも言うように。

3人はモコナが示した先に警戒した目を向け、身構える。

ザザザ…!!

狙い澄ましたように、行く手から明らかな邪気の気配が迫って来た。

姿は茂みに隠しているのか見えない。

ザザザ…!!

相手は端から気づかれるのを気に掛ける気は無いらしく、気配を丸出しにしたまま3人を取り囲むように周りを茂みに隠れたまま移動し始めた。

さながら、餌を狩る時の鮫のように。

3人は外側を向いて円陣を組み、何時でも迎撃出来る体勢に入った。

煉獄「何処から来る…?』

不死川「気に入らねぇな、小細工してないでさっさと来い!』

油断なく辺りに視線を巡らせ、気配を追う。

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アニメ好き学生!!(ぽわわ)(プロフ) - みこちさん» 了解です!!頑張ってくださいね。 (2022年6月25日 7時) (レス) @page12 id: 12e821817d (このIDを非表示/違反報告)
みこち(プロフ) - アニメ好き学生!!(ぽわわ)さん» 有り難う御座います。個人的ながら、不死川さんは根は優しいという考えでこの作品では書いていますので。語尾に小さなカタカナが着くのは、きつめの感じになるので、着けるかは悩むところです。ご意見感謝します。完結迄必ず書きます! (2022年6月25日 7時) (レス) @page18 id: 9c6f421553 (このIDを非表示/違反報告)
アニメ好き学生!!(ぽわわ)(プロフ) - あの話の内容は面白いんですけど不死川さんの発言が少し優しすぎるところがあるというか、、あと、不死川さんって言葉の後ろに小さいォとかつくことが多いんですけどつけたらどうですか?そうすればもっと面白くなると思いますよ!!応援してます。頑張ってくださいね (2022年6月25日 6時) (レス) @page3 id: 12e821817d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みこち | 作成日時:2022年6月6日 11時

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