手合わせ ページ25
不死川とフェリオは互いに刀を抜いて構えを取る。
バッ！
互いに駆け出す。
ビュッ！
死角からフェリオが剣を不死川の二の腕を狙い、振りかぶる。が、
ガンッ！
フェリオ「チッ、防がれた！」
不死川「甘い。だが腕と速度はかなりの物だ。相当腕の立つ師に鍛えられてるな！」
フェリオ「褒めてるのか？あんたも相当な腕してんな！片手だけの振りでその勢いと力…どんな鍛え方してきたんだよ！」
ガシッ！キンッギンッガキッ！
2人は矢次場に打ち込みを繰り返し、刀を振るのを止めると、相手の刃と噛み合わせ、力を込めて押す。
ギ…ギリギリ…！！
互いに鍔競り合いをしながら相手を見遣る。
お互いを微笑しながら見る。
しかし其処に…何と煉獄と炭治郎がやって来た。2人共呆れたという表情だ。
煉獄「不死川！戻るのが遅いから来てみれば…何をやっている！斬り掛からないと言った筈だろう！」
炭治郎「兎に角不死川さん、日輪刀を仕舞って下さいっ！」
しかし不死川は軽く笑みを返して言う。
不死川「違うよ。飯を渡した後戻ろうとしたら、此奴が喰い終わる迄居てくれって言ってきてさ。矢鱈落ち込んだ面してっから手合わせしようって持ち掛けただけだよ。喧嘩は吹っかけてねぇ」
煉獄「何…？フェリオ本当か？」
フェリオ「ああ、ちゃんと応じてから始めた。大丈夫だよ」
炭治郎「もう…脅かさないで下さいよ」
其れから夜を明かし…
3人は相変わらず付けて来るフェリオを尻目に進む。
煉獄「退けっ！」
バスッ！
不死川「雑魚が！」
シュドッ！
炭治郎「やあっ！」
ザシュッ！
朝から進む度に後から後から際限無く魔物が現れてきりが無い。
今は、9〜10歩進むと次の奴が出て来る有様である、其れも数匹が1度にだ。
不死川「良い加減にしやがれって全く…如何なってるんだ！どの奴も明らかにこっち目掛けて向かって来やがる…大体進むごとに相手の数が増えてくって…」
煉獄「確かに…この数は少し異常だな。皆同じ方向から出て来るようだが。この先に何か在るのか…ん？モコナがあっちに…いかん！速く追わねば！」
炭治郎「モコナ待ってくれ！」
キュウキュウーッ！
何がそうさせるのやら、モコナは相変わらず軽やかにぴょんぴょん跳ねながら進んで行く。
恐ろしい事に魔物達が先程から出て来る方向へと
モコナは其の儘、木立から陽光が漏れる道へ入って行く
仕方無く其処を抜けると…
煉獄「なっ…何だ此処は…？！魔物があの辺りにだけあんなに…！」
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アニメ好き学生！！(ぽわわ)(プロフ) - みこちさん» 了解です！！頑張ってくださいね。 (2022年6月25日 7時) (
レス) @page12 id: 12e821817d (このIDを非表示/違反報告)
みこち(プロフ) - アニメ好き学生！！(ぽわわ)さん» 有り難う御座います。個人的ながら、不死川さんは根は優しいという考えでこの作品では書いていますので。語尾に小さなカタカナが着くのは、きつめの感じになるので、着けるかは悩むところです。ご意見感謝します。完結迄必ず書きます！ (2022年6月25日 7時) (レス) @page18 id: 9c6f421553 (このIDを非表示/違反報告)
アニメ好き学生！！(ぽわわ)(プロフ) - あの話の内容は面白いんですけど不死川さんの発言が少し優しすぎるところがあるというか、、あと、不死川さんって言葉の後ろに小さいォとかつくことが多いんですけどつけたらどうですか？そうすればもっと面白くなると思いますよ！！応援してます。頑張ってくださいね (2022年6月25日 6時) (レス) @page3 id: 12e821817d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みこち | 作成日時：2022年6月6日 11時
