謎の少年剣士 ページ20
不死川「ん?如何した煉獄」
煉獄「君達は感じないのか?今彼処の木の上に、誰かの視線を感じた気がしたのだが…」
炭治郎「えっ?俺には何も…」
不死川「俺もだ。気のせいじゃ無いのか?」
辺りの木の上に視線を巡らせ、気配を探るが、何もそれらしい姿は無い。
気のせいかと、先を目指す
炭治郎「後、気になるんですけど、ザガードが俺達がプレセアさんの所に行ってから…1度も仕掛けて来ないのが…」
煉獄「其れは、多分だが、この場所ならば放置した処で問題は無いとでも高をくくって居るのだろう。忘れたのか竈門少年?この森の一帯では…」
不死川「魔法は一切使えないし発現自体しない、だから魔法で攻撃したくても出来ない。敵も其奴は同じだろ。まあ城仕えの奴等なら剣術位は使えるだろうが、俺ら程度なら、魔物が勝手に始末してくれるとでも思われてんだろ、此処にゃさっきの通り魔物が彼方此方にうろついてるし。只…奴等が絶えず俺達を監視してれば、何れは焦れて刺客を又寄こすだろうが」
だが、又もや魔物が現れた。今度は二足歩行のカマキリのような奴だ。
煉獄は斬り掛かる。が、刃を敵の腕の鎌状の刃物で防がれる。
舌打ちをして鍔競り合いをしていると、
炭治郎「煉獄さ…わあっ!」
不死川「馬鹿!何やって…ぐっ!?」
煉獄「不死川!竈門少年っ!くそ、此処め!邪魔をするなっ!」
不死川と炭治郎は、2人共に木立の地面から生えてきた蔓状の魔物の棘の触手に、腹部の辺りを腕ごと巻き付かれていた。
蔓は2人を高く持ち上げて吊した状態のまま、ギリギリと躰ごと2人を締め上げ始めた。
不死川「糞が…離せっ…グッ…うああっ…!」
炭治郎「苦しい…呼吸が…効かない…!」
あのままでは2人が絞め殺されてしまう!
煉獄は気合いで眼前の魔物を斬り倒し、2人を助けに駆け寄ろうとした。
その時…!
ドスッ!
何者かが魔物の蔓を切り裂き、消滅させてしまった。
地面に落ちた2人は躰をさすりなら起こす。
駆け寄った煉獄が2人の無事を確かめていると、
倒した魔物が消滅した背後に、1人の少年が立っていた
其れは、緑色の髪に、金色の瞳をした炭治郎と変わらないくらいの年頃の少年だった。黒い縁取りに薄い黄色の動きやすそうな戦士服を着ている
煉獄「今のは君が。仲間を助けてくれて感謝する!」
今しがた使ったと思しき、半月型の幅が広めの長剣を軽く振り、とすんと右肩に峰を当てて煉獄達に言った
少年「別に。処であんた達何者だ?」
3人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アニメ好き学生!!(ぽわわ)(プロフ) - みこちさん» 了解です!!頑張ってくださいね。 (2022年6月25日 7時) (レス) @page12 id: 12e821817d (このIDを非表示/違反報告)
みこち(プロフ) - アニメ好き学生!!(ぽわわ)さん» 有り難う御座います。個人的ながら、不死川さんは根は優しいという考えでこの作品では書いていますので。語尾に小さなカタカナが着くのは、きつめの感じになるので、着けるかは悩むところです。ご意見感謝します。完結迄必ず書きます! (2022年6月25日 7時) (レス) @page18 id: 9c6f421553 (このIDを非表示/違反報告)
アニメ好き学生!!(ぽわわ)(プロフ) - あの話の内容は面白いんですけど不死川さんの発言が少し優しすぎるところがあるというか、、あと、不死川さんって言葉の後ろに小さいォとかつくことが多いんですけどつけたらどうですか?そうすればもっと面白くなると思いますよ!!応援してます。頑張ってくださいね (2022年6月25日 6時) (レス) @page3 id: 12e821817d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みこち | 作成日時:2022年6月6日 11時