魔物の森の奥へと ページ19
キュウキュウーッ！！
薄暗い森の細道を軽やかに跳び跳ねながら進むモコナを追う煉獄達。
不死川「おい、待てってモコナ！お前は良いが俺達は道知らねぇんだから！逸れてお前が魔物に襲われたら…全く…彼奴遊びか何かだと思ってんじゃ無いだろな！」
煉獄「ははは！流石は聖獣とはいえ兎だな！足が速い！」
炭治郎(錆兎…もう一度くらい逢いたかった…)
キュウキュウ…
ドタバタ…
キュウキュウ…
バタドタ…
彼方此方跳ね回るモコナを追い掛ける。いいや、此では追い回す…違う。引っ張り回されているような物だ。
全集中の呼吸をこなす煉獄達ならば、こんな程度ではへばる事は無いのだが…流石に此ではまるで鬼ごっこだ。
不死川「はあ、はあ…ったく良い加減に…ん？モコナの奴…何急に止まって？」
炭治郎「あれ…分かれ道？まさか自分達でどっちか判断しろって言いたいんじゃ…」
見れば、モコナは木立の先の二股に分かれた道の前にお座りしてキュウキュウと笑って居る。
煉獄「何方へ進めば…」
しかし、その理由は直ぐに判った。
分かれ道の行く手の真ん前に、見上げるがたいの魔物がお出ましになっている。
所謂サイクロップスのようだ。デカい一つ目で、赤茶けた躰は無駄に筋肉質である。まあ雑魚に毛の生えた奴には違いないが。
煉獄「っ？！出たな！」
この程度なら1人で倒せる。2人を制して、煉獄は右腕を翳して剣を手甲の宝玉から召喚する。
煉獄「お前には恨みは無い！が、邪魔するなら斬る迄だ！」
跳躍し、頭上に剣を振り翳すと、一息に真っ直ぐ真下へと斬り下ろした。
ザクッ！
頭から鉈割りにされた魔物は、驚きに顔を歪めたまま消滅した。
煉獄「呆気無いな。やはり雑魚だったか」
炭治郎「一撃で…流石ですね」
不死川「鬼より楽勝だな。まあ奴等が鬼血術使わねぇってのもあるが」
再びモコナを追う。が、又もや魔物が現れる。
今度は羽を生やしたプテラノドンのような見た目の奴だ。
不死川「はっ！」
バシュッ！
ドスッ！
サアアア…
弓の矢が脳天を貫き、翼竜型の魔物は消滅した。
煉獄「妙だな…何故モコナは魔物が出て来る方向にばかり進むのだ」
不死川「不吉な事言うなよ。多分エテルナの泉が近いって事じゃないか？伝説の鉱石だってプレセアが言ってたし。魔物がより多くうろついてる場所だとしても、おかしくは無いだろ」
その時、煉獄は行く手の大木の上の辺りの枝に、誰かの気配を感じ、其方に首をバッと向けた。
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アニメ好き学生！！(ぽわわ)(プロフ) - みこちさん» 了解です！！頑張ってくださいね。 (2022年6月25日 7時) (
レス) @page12 id: 12e821817d (このIDを非表示/違反報告)
みこち(プロフ) - アニメ好き学生！！(ぽわわ)さん» 有り難う御座います。個人的ながら、不死川さんは根は優しいという考えでこの作品では書いていますので。語尾に小さなカタカナが着くのは、きつめの感じになるので、着けるかは悩むところです。ご意見感謝します。完結迄必ず書きます！ (2022年6月25日 7時) (レス) @page18 id: 9c6f421553 (このIDを非表示/違反報告)
アニメ好き学生！！(ぽわわ)(プロフ) - あの話の内容は面白いんですけど不死川さんの発言が少し優しすぎるところがあるというか、、あと、不死川さんって言葉の後ろに小さいォとかつくことが多いんですけどつけたらどうですか？そうすればもっと面白くなると思いますよ！！応援してます。頑張ってくださいね (2022年6月25日 6時) (レス) @page3 id: 12e821817d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みこち | 作成日時：2022年6月6日 11時
