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己の刃と共に! ページ16

すると…

カッ!

幾つもに連なる武器の中から、3つの武器が眩い輝きを放ちながら空中に浮き上がり、3人の頭上をクルクルと旋回しながら降りてくる。

やがて、其れ其れの武器が3人の手の中に収まった。

3人は手の中の感触を確かめ、刮目する。

煉獄の手には肉厚の長剣が、

炭治郎の手には華奢な細身の片刃の長剣が、

不死川の手には、何故か背丈とほぼ変わらない高さの弓矢が握られていた。因みに、背中には矢筒がある。

その直後、遂に扉が破れて弾け飛んだ。

魔物が唸りながら入って来る。

3人は抜刀したプレセアと共に身構える。

プレセア「来るわよ、油断しないで!」

煉獄「さあ来い!」

炭治郎「部屋が狭いから、余り大振りな型は使えないな」

不死川「全く…何で俺の奴だけ弓矢なんだよ!まあ一応撃ち方は知ってっから良いが…」

魔物が此方に向かって来る。

先ずは俺がと、不死川は弓に矢を装填し、引き絞ると、

不死川「喰らえ化け物っ!!」

バシュッ!

矢を放つ。

ガッ!

見事に魔物の左胸を射貫いた。が…

ズズズ…

何と刃は、魔物の躰に引き込まれてしまった。

不死川「チッ、効いてねぇのか!」

煉獄「ならば!全集中の呼吸!」

床を蹴り、呼吸を駆使して魔物の背後に瞬時に廻ると、袈裟懸けに剣を振り下ろす。

ザクッ!

煉獄「ぬ?斬れる!やはり此方の世界の武器ならば効くらしいな!」

炭治郎も、魔物の懐に跳び込むと、剣を魔物の腹部に深く突き立て、跳び退る。

最後に、プレセアが魔物の躰を切り刻んだ。

ガラガラガラ…

矢次場に攻撃受けた魔物は、バラバラに瓦解してしまった。

煉獄「倒したようだな」

良かったと安堵しかけた。が…

何と…崩れた躰が、逆回しのように見る間に元通りに復元する。

不死川「ん?お、おい!何だ?死んでねぇのか此奴?!」

炭治郎「崩れても直ぐに再生して復活する。まるで泥か粘土細工だ…!」

不死川「こんな時に敵を褒めるな!」

しかし、2人の言葉に、ハッとなる煉獄。

煉獄「泥か粘土…?っ!そうか、試す価値はあるな!」

煉獄は駆け出し、爪を伸ばした魔物の腕を切り離すと、素早く部屋の入り口に回り込み、プレセアの方に首を向けて、

煉獄「プレセア殿、聞くが、この建物の付近に池はあるか?在るならば案内してくれ。速く!」

此を聞いたプレセアは、池なら庭に在ると、煉獄の先に立って走り出した。

煉獄「2人とも早く来い!」

不死川「あ?仕方無ぇ!今行く!」

炭治郎「はい!」

意外な弱点→←武器の声を聞け



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アニメ好き学生!!(ぽわわ)(プロフ) - みこちさん» 了解です!!頑張ってくださいね。 (2022年6月25日 7時) (レス) @page12 id: 12e821817d (このIDを非表示/違反報告)
みこち(プロフ) - アニメ好き学生!!(ぽわわ)さん» 有り難う御座います。個人的ながら、不死川さんは根は優しいという考えでこの作品では書いていますので。語尾に小さなカタカナが着くのは、きつめの感じになるので、着けるかは悩むところです。ご意見感謝します。完結迄必ず書きます! (2022年6月25日 7時) (レス) @page18 id: 9c6f421553 (このIDを非表示/違反報告)
アニメ好き学生!!(ぽわわ)(プロフ) - あの話の内容は面白いんですけど不死川さんの発言が少し優しすぎるところがあるというか、、あと、不死川さんって言葉の後ろに小さいォとかつくことが多いんですけどつけたらどうですか?そうすればもっと面白くなると思いますよ!!応援してます。頑張ってくださいね (2022年6月25日 6時) (レス) @page3 id: 12e821817d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みこち | 作成日時:2022年6月6日 11時

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