創師プレセアとモコナ ページ11
?「っ!?待ちなさい。貴方達今、何て言ったの?」
不死川「はあ?だから、俺達はプレセアって人に会いに此処に…」
?「違うわよ!その後!」
煉獄「…?扉の鍵が開いていたからお邪魔した…と言ったのだが?何か?」
?(まさか…こんな若い男が…?ましてや一人はどう見ても子供…こんな優男達である筈が。あら?モコナが…懐いてる!)
何と、モコナが鉄格子の隙間から檻に入って来て、不死川の腕に飛び込んだ。
困惑しながらも、仕方ねぇなと言う顔付きで、笑い鳴きをするモコナを撫でている不死川。
モコナは聖獣だ。悪しき魂の輩には懐かない。
間違いないという顔をした女性は、煉獄達に聞く。
?「貴方達、魔法騎士ね?」
煉獄「うむ。その通りだ。この世界の、エメロード姫にこの世界を救ってくれと頼まれて此方の世界に召喚された。此処へはクレフ殿という少年の魔道士に、貴方に会いに行けと言われたので参上した次第だ。貴方がプレセア殿だな?申し遅れたが、俺の名は煉獄杏寿郎だ」
炭治郎「俺は竈門炭治郎です」
不死川「俺は不死川実弥だ」
だが、その時…!
ザザ…
扉の辺りから聞こえた音に、煉獄がいち早く反応する。
煉獄「っ!プレセア殿!後ろだっ!避けろ!」
プレセアはバッと振り向く。
其処には、岩礫の躰をした、サイと猪を足して二で割ったような魔物が居た。
長い四つ脚から生えた光る鉤爪を振り翳して、プレセア目掛けて飛び掛かるが、
プレセアは躰を捻ると、両手を床に付き、新体操の選手のようにジャンプして、壁際に跳び退った。
だが、敵は完全に臨戦態勢だ。丸腰の彼女では危ない。
煉獄「プレセア殿!この檻から出してくれ、早く!其奴は俺が何とかする!」
ビュッ!
させるかと、魔物が鉤爪をプレセアに振り下ろした。
ガシュッ!!
床板が裂け、砂煙が上がる。
炭治郎「プレセアさんっ!」
しかし、爪が突き立った箇所にはプレセアの姿は無く、
不死川「なっ!いつの間に!」
何と彼女は、天井から下がった鎖の先に付いた金具の輪に掴まり、ぶら下がって居た。
高さは軽く見上げる程もある。今の一瞬であの高さまで跳躍してあの輪に掴まったと言うのだろうか。
プレセアは軽く笑みを返すと、金具の輪を体重を掛けて引っ張った。
すると、ガラガラと音をさせながら檻が上がっていく。
3人は、魔物に向き直ると身構えた。
煉獄「2人は彼女を頼む!」
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アニメ好き学生!!(ぽわわ)(プロフ) - みこちさん» 了解です!!頑張ってくださいね。 (2022年6月25日 7時) (レス) @page12 id: 12e821817d (このIDを非表示/違反報告)
みこち(プロフ) - アニメ好き学生!!(ぽわわ)さん» 有り難う御座います。個人的ながら、不死川さんは根は優しいという考えでこの作品では書いていますので。語尾に小さなカタカナが着くのは、きつめの感じになるので、着けるかは悩むところです。ご意見感謝します。完結迄必ず書きます! (2022年6月25日 7時) (レス) @page18 id: 9c6f421553 (このIDを非表示/違反報告)
アニメ好き学生!!(ぽわわ)(プロフ) - あの話の内容は面白いんですけど不死川さんの発言が少し優しすぎるところがあるというか、、あと、不死川さんって言葉の後ろに小さいォとかつくことが多いんですけどつけたらどうですか?そうすればもっと面白くなると思いますよ!!応援してます。頑張ってくださいね (2022年6月25日 6時) (レス) @page3 id: 12e821817d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みこち | 作成日時:2022年6月6日 11時