検索窓
今日:37 hit、昨日:53 hit、合計:5,818 hit

34 ページ34

ケータ「ウィスパー、ちょっと妖怪パッド貸して』

ウィスパー「へ?あ、はい」

取り出した妖怪パッドをケータに差し出す。

かごめ「如何するの?』

ケータ「煉獄さん納得出来てないみたいでしょ?まさかお父さんみたいにはならない筈ですけど、炭治郎さんと無限列車編でギクシャクしたら不味いですから、見せた方が良いと思って…よし、繋がった!』

因みに、かごめは鬼滅の刃を知らない。

ケータ「煉獄さん、炭治郎さん、ちょっとこの板の光る面を見てて下さい、今からある物を見せます』

妖怪パットを横向きにすると、YouTuberの鬼滅の刃立志編の19話、ヒノカミを映し始めた。

煉獄「何だこれは?…っ!?絵が動いている!此は、竃門少年、君ではないか!「鬼滅の刃』?子供向けの見世物のようだが…?っ!これは、御館様の報告で聞かされた…那田蜘蛛山に巣くっていたという十二鬼月の下弦の碌の、蜘蛛鬼の累ではないか!』

炭治郎「ええ。信じられない…間違いない。あの時の光景がそっくり其の儘映し出されてます!』

煉獄「何…「君の妹を僕に頂戴?首を縦に振るなら命だけは助けてあげる」だと…?何を巫山戯た事を!…っ!禰津子が居ない…っ!?上から血が…っ!な、なんと酷い真似を!鬼血術の糸でがんじがらめにして逆さ吊りにするとは…!っ!いかん動いては!糸が余計に食い込むぞ!』

かごめ「凄い!刀から水の龍が…斬れたわ!倒せるかも…』

炭治郎「いいえ、まだです。この後…』

煉獄「何?…此奴、まだ余裕の顔付きだが…っ!?「ねえ、君まさか、糸の強度は此が限界だって思ってるの?』だと?む?腕を交叉させたぞ。「刻死牢』…?っ!指先から伸びる糸が赤く染まっていく!鬼血術だな!まさか…この状態よりも更に切れ味と強度が増すと言うのか?…っ!糸が投網のように…っ!?いかん!狭まってくる。糸を破らねばやられる!』

駄目だ、この糸は斬れない!さっき迄のとはまるで違う匂いだ。絶対に負けるわけにはいかないのに…駄目だ、死ぬ。負けるっ!

煉獄「何を言う!諦めるな!何とか…!このままでは本当にやられるぞ!禰津子を…妹を助けるのではないのか?しっかり…ん?瞳に何か映っている。おや?場面が暗く…」

炭治郎、呼吸だ。息を整えてヒノカミ様になりきるんだ。

煉獄「…?此は誰の声だ?』

かごめ「待って、炭治郎君…この声まさか、貴方のお父さん?ヒノカミって、ヒノカミ神楽の事でしょ?お父さんから受け継いだって…』

紅き思い出→←33



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.6/10 (8 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
3人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みこち | 作成日時:2022年4月4日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。