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炭治郎「利吉さん？知り合いかい？』
乱太郎「はい、山田先生の息子さんです。フリーの忍者として働いてるんです。腕も確かで頼りになる方なんですよ』
善逸「え”っ？！此奴が？かなりイケメンじゃんか！どーせもてるんだろうな！ふんっ！』
善逸は如何にも面白くないと言う顔だ。
煉獄「む…君達のクラスの実技担当のあの方のご子息か、逢うのは初めてになるか。俺達は任務でこちら側に来ている者だ。俺は煉獄と言う。宜しく！』
利吉は軽く会釈を返すと、
利吉「初めまして。貴方方の話なら、先程父上から聞きましたから大丈夫です。あの…鬼を倒す仕事を為れていると伺ったんですが…もしかしたら、私が調査を頼まれた件に関係あるかも知れないので、ちょっと話を伺いたいんですが』
何事かと煉獄が利吉に話を促すと、驚く返答が返ってきた。
利吉が言うには、学園の裏裏裏山の丑寅の方角にある祠辺りで、ここ最近若い者や子供が立て続けに神隠しにあっていると言うのだ。
総数は凡そ8人程で、その中に危うく加わり掛けて戻って来た娘の話では、祠の近くから子供の楽しげなわらべ歌が聞こえてきたので、祭りでもやっているのかと好奇心に駆られて近づくて行くと、
何やら不気味な動く人形が数体祠から出て来ようとするのが見えたので、気味の悪さに身の危険を感じ、慌てて廻れ右をして逃げて来たと言う。
炭治郎「匂いますね。調べに行きましょう』
伊之助「待てよ、今は真っ昼間だ。鬼が居るにしても今行ったって多分どっかに身を隠してやがる筈だ。おいそれと見付かりゃ為ねえって』
乱太郎「あ、あの…裏裏裏山の丑寅の方角にある祠って言いましたよね利吉さん？』
利吉「ああ』
しんべえ「あれ？だったら日の光とかは関係無いんじゃ？』
善逸「えっ？其れどういう事？！』
きり丸「あのですね、あの辺りはかなり大木が生い茂ってて、昼間でも暗いんです。それに、彼処の祠の直ぐ近くには大きな洞穴が在るんですよ。だから…』
煉獄「なる程、日光を気にせずに行動する事がある程度であれば可能だと言うのだな！よし、直ぐに向かおう！』
乱太郎が案内を申し出たが、
利吉「この人達の狩るのは人を喰う鬼なんだろ？君達じゃ危ないから学園に居るんだ。私が案内します。此所からなら、一刻(一時間)位で着けます』
煉獄は頼むと言うと、急ぎ目当ての地点迄やって来た。
が…
善逸「うえぇ…本当に薄暗いなこの辺り…藤襲山みたいだ』
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EM - 炭治郎が日輪刀を無くしてキレた時の台詞ですよね？ (2022年1月20日 0時) (
レス) @page1 id: 41f79f6239 (このIDを非表示/違反報告)
みこち(プロフ) - EMさん» 有り難う御座います。因みに、タカ丸のこの台詞、鬼滅の刃の遊郭編のいつ頃か判りますか？ (2022年1月19日 21時) (レス) @page1 id: e0b3c2b120 (このIDを非表示/違反報告)
EM - 続編おめでとうございます。 (2022年1月17日 12時) (レス) id: 41f79f6239 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みこち | 作成日時：2022年1月17日 11時
