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｢あれ？どうしたホシキ。｣
｢もーどうしたじゃないよ、ママがコウキ遅いから探して来いっ、て…｣
ホシキ？コウキ？それはあなたたちの 名前、、？
おそらく��ホシキ��な目を丸くしているその子は、��コウキ��と呼んだ彼の後ろに隠れていた私を見つけるや否や
だれ…？と呟いた。
いや、それはわたしのセリフよ、、
皇 ｢あれ、ホシキ聞いてないの？まあ後で話すよ、とりあえず帰ろ。｣
星 ｢またおれにだけ内緒？！｣
皇 ｢違うよ、もう聞いてると思ってただけ。
A、おいで｣
｢あ、うん…｣
少し頬を膨らませて怒っているホシキを軽くあしらったコウキ。
おいで、と手招きされた隣へ行けば
私を挟むようにホシキが並んだ。
星 ｢Aって言うの？名前｣
｢わ、、うん、そう｣
びっくりした、、
突然顔を覗き込んでそう聞いてきたから、無意識に肩が跳ね上がった。
星 ｢おれホシキ！！よろしくね！｣
｢よろしく、…？｣
皇 ｢随分ぐいぐいいくな、｣
星 ｢普通でしよ、それよりコウキちゃんと自己紹介した？！｣
皇 ｢あ、忘れてた。てかもうお前が喋っちゃってんじゃん｣
星 ｢もーまったくコウキってやつは｣
皇 ｢お前が言うな。｣
歩きながらそんなことを話すふたりの会話を聞いて、やっぱりこっちがコウキでこっちがホシキか、って一人で確認していれば
右側のコウキがこっちを向いた
皇 ｢俺、コウキです。そっちのホシキとは兄弟なの、よろしくね？｣
ホシキと話している時とはちょっとだけ違う優しい雰囲気に、さっきから思わず引き込まれそうになる
｢よろしく、｣
皇 ｢うん、よろしく。｣
そう言いながら出された手のひらを握り返せば、ふわりと彼は微笑んで。
反対側で同じように微笑むホシキとコウキのその表情に、なんだか鼻の奥がツン、とした。
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作者名：スイ. | 作成日時：2021年10月1日 20時
