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「あ゙あ゙ァ゙、づがれだぁ、……」
「ふはっ、おつかれ、(笑)」
なんとか間に合うぐらいまで全力ダッシュをして俺の集合場所というか、迎えに来てもらっている車がある場所まで来た。
膝に手を当てて呼吸を整えるAちゃんの前髪をサラッと直して、
「……あ、目瞑って?」
「?」
マスク越しに軽くキスを落とした。
「なっ、!」
……口ではないけどね?おでこだけどね??()
「行ってらっしゃい」
「ばか!!壱馬さんのばかッ、!!」
「ふっ、お嬢、耳まで真っ赤ですけど?(笑)」
「見ないでください!!壱馬さんのばか!!」
「ばかって言い過ぎじゃん??(笑)」
「行ってきます!!!!!」
「行ってらっしゃい、転ぶなよ〜(笑)」
逃げるようにまた走って駅まで向かったAちゃん。
……なんて可愛いんでしょうか、俺のカノジョさんは。
キスだけでここまで照れる子っている??(笑)
ほんっと、見てて飽きない子だなぁ。
車で地獄が待ってるとは知らず、呑気にニヤつく俺でした。
(イチャイチャしてんなぁ)
(あれね?JKの妹って)
(今は“JKのカノジョ”ですよね?壱馬さん??)
(っ、おま、)
(マジか……ついに壱馬が未成年に手ぇ出した……)
(それがまだ手ぇ出てないんですよ)
(なんでもかんでもペラペラと……)
(え……壱馬、ち〇こついてる……??)
(ついてます!!!!)
(てかまこっちゃん壱馬のことになるとなんでも喋ってくれるよね)
(臣のこと語る壱馬みたい(笑) )
( Mr.変態 TKHR / Mr.変態 HROM / はせりば / りばむら )
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作者名:L | 作成日時:2020年10月9日 16時