検索窓
今日:102 hit、昨日:98 hit、合計:396,292 hit

iii ページ36

.









「咳、我慢しなくていいですからね」

「うつる、ん"ん"ッ、から、」

「今隣で寝てる時点でアウトです。(笑)」

「あ゙〜のどいたぁ、……」



歌手が喉潰すとか死刑やわ、なんてまあまあ物騒なことを口からこぼす壱馬さん。

珍しい、いつもなら逆なのに。(自覚済み)



「Aちゃんもマスクずっとしとってな、もしかしたら殺人ウイルスうじゃうじゃいるかもしれん、」

「いや言い方」



殺人ウイルスうじゃうじゃいるかもしれないって脅すのにぎゅっと背中に回してくるこの腕はなんですか。()

そしてどんどんカスカスになっていく壱馬さんの声が、……。



「……っ、(笑)」

「……笑うな」

「ぶふっ(笑)」

「あ゙〜、のどい゙だい゙……」



不謹慎ながらまぁまぁ面白い。()



「まぁ今は自分のこと責める前に寝て治しましょ?」

「……言うてることはすんごいいいことなんにニヤけてるせいでちょっと。」

「ちょっとってなんですか。……ふふ」

「それだよ。()」






無事、某脳みそつつかれる感覚(?)がするアルファベット3文字の検査の結果、殺人ウイルスに侵されてはいなかったみたいです。

良かった良かった。

……(笑)←









#fever

________fin.










.

#overslept→←ii



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (288 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2586人がお気に入り
設定タグ:THERAMPAGE , 川村壱馬
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:L | 作成日時:2020年10月9日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。