川村壱馬の"所有物" (ページ3)

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壱馬side

丸々オフの次の日の仕事は辛い

え？休み明けだから？そうかもしれないけど、Aに1日会えないのが俺は寂しい

何ヶ月休みが無くてもAに会える時間が確保されてれば乗り切れるけど

どれだけ休みがあった後でもAと1日会えない方が何倍もやる気が起きない

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けどまぁ、ちんたらやってても終わんないし、遅くなればなる程帰るの遅れるしさっさと終わらせれる様に集中する

あーあ、Aからも俺に会いたいとか言ってくれたら嬉しいんだけどなぁ

Aは俺と違って口にしてくれへんタイプやし

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なんてLINEのトークを開きながら楽屋でウジウジしてたら我が弟が横に来て話しかけに来る

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慎「壱馬さん、浮かない顔してどうしたんですか？」

壱「んなに、浮かない顔してへんけど。なんもないで。」

慎「そんな風に言うわりにはスマホと睨めっこしてましたよ

好きな人でも出来たんですか？」

壱「いや、居らんって笑

俺は仕事が一番やし」

流石の慎にでもAの存在は話されへんなぁ

だってAは俺だけのやし

他の男なんて必要無いやん？

北「何なにー？

壱馬、彼女居るの？俺会ったことない」

壱「いや居らんって笑」

慎「彼女じゃなくて好きな人らしいですよ」

壱「いや、やから居らんって。

臣さんと食事誘って貰ったから連絡楽しみに待ってただけやから」

北「ほんとかなー

それは事実っぽいけど壱馬嘘つくからなぁ

よし！壱馬の家に行こう！」

壱「やから居らんって。

それに家行ったってなんも無いし」

寮生活が終わってから一人暮らしを初めて直ぐにAと一緒に暮らし始めたからメンバーも一切誰も俺ん家に来た事ない

呼ぶ気も無いしなぁ

慎「そう言えば壱馬さんの家って行ったこと無いですよね」

壱「そりゃわざわざ呼ぶタイミング無いやん笑

あ、俺次撮影やから行ってくるわ」

タイミング良く名前を呼ばれその場を切り抜ける

壱「はー、やべ。

知られたりでもしたら面倒やん」

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Aの目に俺以外が映ったりしたら俺耐えられへんし……