登坂兄は甘えられたい ページ16
臣side
俺にいつもは冷たいAが、こういう時は抱き着いてくる
トイレ行こうと思っても離してくれないくらいしがみついてくる笑
普段からこのくらい甘えてくれればいいのになんて思いる為、目の前で映ってる映画が頭に入らない
「ギャァァァ！！！お兄ちゃん泣」
怖いくせにチラ見して泣いてる妹
隆二や壱馬が見たら萌えるだろうな笑笑
けど、コイツ誰にでもくっつく訳では無い
普段はどれだけ怖くても他人には抱き着かず我慢してるが、兄である俺にだけは甘えてくる
臣「A、俺飲み物取りに行きたいから少し離れて」
「や！お兄ちゃんが行くならAも行く」
子供かお前は！と思うくらいすがる様に俺に抱き着くA
やばい可愛すぎてお兄ちゃん死にそう/////
臣「すぐ戻るって笑
それについでにトイレ行きたいし」
「……………ならAも行く」
意志を曲げないA
どこまで着いてくるんだよと思いながらもトイレのドアの前で待ってるA
「お兄ちゃんまだ？もう早くしてよ泣」
臣「はいはい、待たせてごめんな？」
ドアを開けて出るなり抱きつくAを抱えてソファに戻る
そもそもこいつ、俺の居ない間にテレビ消せばいいんじゃない？と毎回思うが消した所で泣き止む訳では無い
「臣のバカ！大っ嫌い泣」
抱き着かれながら言われても効果ないけどなーなんて思いながら甘える妹をなだめる
臣「俺が悪かったって
A、風呂まだだろ？入って来たら？」
「…………………怖くて一人で入れない」
臣「じゃあ兄ちゃんと一緒に、
「入るわけないでしょ！！！」
ご、ごめん…………」
結構ガチでキレられ怯む兄
そんな中握りしめていたスマホが鳴る
ディスプレイには"壱馬くん♡"の文字
すぐさま話を読むと今度二人で食事しないかとの誘い
普段のAなら飛び跳ねて喜ぶが今はそれどころじゃなく、むしろ今すぐ会いたいくらいである
『お礼だなんてとんでもないです
でも、私も壱馬くんと会いたいです』
恐怖で回らない頭をフル回転し当たり障りのない文章を送る
後者の文章は今の本心だ
恥ずかしいよりも、彼に会って抱き着きたいというのがAの気持ちだ
自分の嫌いな物をつける兄とは違い壱馬はこんな事をしないだろう
「うぅ、壱馬くん泣
臣なんか嫌いｯ」(´；ω；｀)
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桜 - またまた続けてのコメントですみません。 物語一気に読んじゃいました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2020年6月10日 11時) (
レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - また続けてのコメントですみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 登坂妹は会いたいのここの部分 と言って部屋に戻って言った○○←名前 これ正しくは戻って行ったではないんでしょうか？ (2020年6月10日 11時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 続けてのコメントですみません(>_<) 物語読んでいて気が付いたのですが...。 同じく私の兄のここの部分 (どこがいいのか私から全く分からないけど………) これ正しくはどこがいいのか私はではないんでしょうか？ (2020年6月10日 11時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - まだ早いですがこんにちは(*^^*) いきなりすみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 私の兄のここの部分 年齢は一回り離れていて、私の小さい頃から大人だった これ正しくは私が小さい頃からではないんでしょうか？ (2020年6月10日 11時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みくたん | 作成日時：2020年6月9日 6時
