7話 ｰ回想ｰ ページ7
.kazuya side
あれ、、ここはどこなん？
俺は気づくと何も無い暗闇の中へ居た
おかん？、おとん、？、A、？
周りを見ても居るのは俺ただ1人
和「おとーん！！ おかーん！！ Aー！！」
俺は必死に暗闇を走り両親と妹を探し続けた
『...ｸﾞｽﾞｯ...にぃに...』
どんぐらい走り続けたんだろう
足が止まりかけた時に聞こえた泣き声
今にも消えそうな声だけどAが俺のことを呼んでるってすぐにわかった
声のする方へ走るとうずくまって必死に俺の名前を呼ぶA。
だけどAを見た瞬間俺の足は止まった
だって俺の前に居るAは色んなところから血を流して誰が見ても痛々しい姿でおったから
血を流してるAを見た瞬間、
記憶がフラッシュバックした。
そうや、俺達久々に家族全員で水族館行って
その帰りの車で 事故したんや、、
俺達はﾀﾋんだ、、？
おとんは？おかんは？
無事なん？
俺の頭に次々浮かんでくる疑問
ぼーっとしている俺に気づいたAが俺の方へ走って来て袖を掴み必死に何かを訴えるA
『...に ...にぃ...おき...！(泣』
和「A、？なって言っとるか聞こえへん、」
だんだん体中が痛んできた俺はその痛みに耐えられず意識をなくした。
それでも聞こえるAの声。
俺は重たい目を無理やり開くと泣きながら俺の名前を呼ぶA
前にはぶつかった勢いで血だらけの両親達
そしてぐしゃぐしゃな車
隣にはさっき見たAの姿
和「A、、大、丈夫、？」
今すぐにでも飛びそうな意識の中聞くと
『Aは大丈夫！だから、！にぃに ﾀﾋなへんで！！(泣』
和「大丈、夫や、、で、(頭撫」
最後の力を振り絞り俺は落ち着かせるようにAの頭を撫でた
そっからどうやって病院に行ったのか俺の記憶はない
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
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呪兎優花＠いちごおれ｡(プロフ) - めちゃめちゃ面白いですっ！！俺の好みですっ！！更新頑張ってください！！！タイトルがメロンでいいな〜って思って､読んでみたら面白い！タイトルの決めが素敵だと思います！ (2023年3月3日 14時) (
レス) id: 8177cc75fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はちみつ | 作成日時：2023年2月11日 23時
