救いを求めて (ページ8)

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家族が出来て44日目ページ8

A視点

rb「さあ！次の試合にいくで～」

テンション高………

rb「二人目の転入生！A!!対するは女子の中でも人気を誇る！テイナ！」

［宜しくお願い致します］

「あぁ、宜しくな」

違うクラスの奴か………てか、女の子相手に魔法を使うのは初めてだな

［貴方の人気！この試合で奪わせて貰いますわ！］

rb「よーい！」

「別に人気には興味ねぇけど………」

rb「スタート！」

［緑属性魔法-フラワータワー］

植物を操るのか

「炎結-ファイアルート」

［火を纏いましたね。けど、その程度で私を止められると思わない事ですわ！］

「はいはい、まぁこっちもこの程度で倒れて貰っちゃ困るからな。
　借りるぞ。ラクラ、

凍結-アイシングデン」

［氷の槍ですわね。ですが、私には効きませんわよ！］

「どうだかな」

ﾊﾟｷｨｰﾝ！

［は、花が………］

［凍ったぞ………］

［流石、転入生と言った所でしょうか、ですが！まだ終わりませんよ！

火属性魔法-コウバット！］

「凍結-絶対零度」

rb「ﾍｯｸｼｭﾝ！これは凄く寒いが何をするつもりだぁ！」

ｷｨｨﾝ!

［!!なるほど。私のコウバットを冷やして身動きを取らせない様にしたのですか。

火属性魔法-コウバッt］ｷｨｨﾝ!

［!!］

「お前の炎が回って俺が焼かれるのが先か俺の氷でお前が凍るのが先か…………勝負だ!!」

［!!］

ｺﾞｫｫｫｫ！

rb「これはもう！何が起こっているのか分かりません！」

［!!……………参りましたわ］

rb「おっと！これは勝負が付いたぁぁ！勝者！A！」

「ふぅ、おい。怪我はないか？」

［は、はい！］

「悪かったな。試合とは言え」

～保健室～

『A、お帰り！試合見てたよ！』

「先生、少し薬を下さい」

sn「はいはーい。これは霜焼けだね。どうぞ」

［Aさん、大丈夫ですか？］

「大丈夫だ。テイナさんの方は？」

［わ、私をA様ファンクラブに入れて下さい！］

「別に俺の許可なんか要らねぇが…………てか、なんで入りたいんだ？」

［なんと言ってもあの気遣いに立たずまい！

～「お前の炎が回って俺が焼かれるのが先か俺の氷でお前が凍るのが先か…………勝負だ!!」～

や！

～「悪かったな。試合とは言え」～

　あの姿を見て惚れてしまわない人は居ません！］

「は、はぁ？」

『よかったね～』

こうして、またAファンクラブが一人増えたのだった。