救いを求めて (ページ43)

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主を見捨てて٥٣٨〣〥日目ページ43

si視点

僕は…………主を…………

si「主…………」

～『サイア～聞いてよ～Aがさー』～

僕があの時危険を察知していれば………

～『ヽ(♯`Д´ﾉｺﾘｬｰｯサイアー!!また枯れ葉で遊んだでしょ!』～

主と共に行動していれば…………

ﾍﾟﾗ

si「主……………僕は何が正解なのですか…………こんな手紙まで残して」

～サイアへ

　これはお願いだよ。

　私に何か合って帰ってこれなかったら、サイアは自由に生きて

　私には自由が分からない。だからサイアには思いっきり自由に生きて欲しいの。

　ただし、誰かを傷付けるのはダメだよ！

　後、Aと一緒に作った紫陽花の片耳ピアスも入れとくね！こんな形で渡して申し訳ないけど…………

　それじゃぁ思いっきり自由に生きて、サイア

柊ラクラより～

si「僕に自由と言うのならば、僕は貴方に仕えたいです。我が主、ラクラ様」

st視点

st「主様……………」

我は見捨ててしまったのだ…………我が引き返していればあんな事には

ﾍﾟﾗ

～セチアへ

　お前は俺の事を凄く慕ってくれていたな

　でも、これからは俺じゃなく、父さんにしてくれ

　父さんはああ見えて寂しがりやなんだ

　でももし、こんな情けない主でも良かったと言うならまた会った時、思いっきりその姿を見してくれ

　あと、プレゼントだ。ポインセチアの片耳ピアス、着けてくれると嬉しい

　じゃぁな、セチア

柊 Aより～

st「もちろんでございます。何日………何ヵ月……………何年…………何百年たとうとも、我の主は貴方だけです。我が最愛の主、A様」