救いを求めて (ページ33)

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我武者羅に生きて6日目ページ33

A視点

いってぇ………

『ぺいんと兄…………ロボ兄…………助けて………』

「……………ラクラ…………？」

『A！大丈夫!?』

「耳元で騒ぐな。うるせぇ」

クッソ、肩の傷が深い………

「治結-」ﾊﾞｷﾝ!

!!

『無理だよ。ここでは結宣魔法が使えない』

「うっわマジか」

…………チーノ…………無事なのか？

『ぺいんと兄…………ロボ兄…………』

「あーあ、なんで直ぐ側にいたのに気付かなかったんだろうな…………」

『今さら言ってもしょうがないよ。けど、信じてるから待とうよ。父さん達がここに来るまで………』

ラクラも言う様になったなぁ

「あぁ、勿論だ」

ﾊﾟｷｰﾝ!

「『!!』」

『A！』

嘘だろ？

「ラクラ…………父さん達だ」

『なんで分かる…………の』

「こんなバカデカイ魔力……………父さんしかおらんやろ！」

［おい！早く出ろ！］

クッソ！

『やるよ！A!!』

「勿論だ！」

生きて…………絶対に…………

「『父さん達に会うんや！』」

『ハァハァハァ』

［いたぞ！捕まえろ！］

［No.49を捕まえろ！］

～「いいか、ここからは二手に別れて逃げるぞ。決して振り返るな。逃げ続けろ」～

～『でも!そしたらAが!』～

～「大丈夫、俺は必ず生きる。それにいざとなったら目を使って逃げるからな!」～

『ｯ！吹き飛べ！』

［おい、No.49が脱走したらしいぞ］

［どうすんだ？あれには地獄竜様のDNAがあるぞ？もし暴走したら］

［いや、それを止めるストッパーが時空竜様のDNAを持ったNo.26がいるんだ］

『(私の中に地獄竜？Aの中に時空竜？ストッパー？)』

［まぁ、あのガキ共が竜の力を使ったら死ぬがな］

『(竜の力って………Aの目？それを知らずに使ったら……………)』

『Aが危ない！』

［!!おい！誰だ！］

［No.49だ！］

『!!ヤバい！』

ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞ!

［捕まえたぞ！］

『イ"ッ！』

［手こずらせやがって］

『(ごめん…………折角Aが作ったチャンスを……………ごめん)』

rb「ラクラー!!どこおるんや！」

pn「ラクラ！」

pk「ラクラ！A！」

『(嘘………ロボ兄………ぺいんと兄………父さん！)』

『ロボ兄！ぺいんと兄！父さん！』

st·si「「ラクラ様！/主！」」

『セチア！サイア！』