【ヒロアカ】黒から白に変えるまで (ページ2)

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中学2年生の文化祭終わりの事だ。
私の人間関係は完全に破滅した。
友人関係から家族関係。すべてだ。

そして、帰りには不良に絡まれる。
真面目で、優秀な学校。
その上私はその学校の生徒会の三役に入ってるバカ真面目、と下の人からは言われる部類。

私は毎回路地裏に誘われるので路地裏に誘われるがままに誘われた後、個性で氷漬けにする。
別に殺めてる訳では無い、時間が経てば解けるから問題は無いのだ。あるのであれば軽い凍傷になるくらい。溶けない氷も作れない訳では無い。
でもそんなのを作る必要も無い。

でも今日はいつも通りじゃなかった。

「噂通り素晴らしいですね。あぁ、初めまして、ヴィラン連合の黒霧と申します。早速ですが雪小路Aさん、貴方をヴィラン連合に勧誘しに来ました。」

A「………そんなご丁寧に私を勧誘しに来たってことは何か目的があるの？別にいいけど私の出す条件に答えられればね。」

黒霧「条件？」

A「私ね、一応真面目な学校出身で、この後もあの有名な国立の雄英高校に行くつもりなの。ま、普通科を推薦で受けるから受かるのは目に見えてるんだけどね。

それで、ここからが条件。

私の表面の生活を崩す行動を取らないこと。

私の、だから別に私の周りならどうでもいい。でも、私だとバレるような行動も取らないでほしい」

黒霧「承知の上です。では、今週の土曜、またこちらでお待ちしております。」

そう言い残すと、黒霧と名乗る男は姿を消し、そして約束の土曜日に、私はまたこの路地裏に訪れると、いつもの不良は不在で、代わりに黒霧がいた。

黒霧の個性でまた別の場所に移動をすると、バーのような場所に辿り着き、死柄木弔と言う男と、先生、と呼ばれる男と話し、私は正式にヴィラン連合の一人となったのだ。