【H×H】なんでも屋さんの店主とは (ページ10)

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見えるモノページ10

これはきっと親の能力の遺伝なんだと思う。
これは、そう、ごく稀にあること。
自分の能力とプラスに、親の能力を遺伝で受け継がれる現象。

私はそれで、人の未来予知から過去探索のようなことが出来る。
でもきっとこの能力は見えたものが未来なのか過去なのか分からない上にいくら練習を積み重ねても実験を重ねても、

不定期に来るし、私には制御できないもの。

イルミが家族ぐるみでキルアの頭に針を指したところを私は見た。
それにキルアは当然気付かないけど周りの誰かも当然気づかない。

そんな、夢を見る感覚で、フラッシュバックのように一瞬のうちに全てが見えた。
いつもの事ながら過去なのか未来なのかも分からない。

そしてあのキルアといる女の子は誰だ。
今のキルアよりこのキルアの顔はスッキリしたみたいな顔。
成長してて見る限り念も使える。

針と一緒に見えたのは幼いキルアだから、過去と未来を同時に見た。

A「イルミ……ショートの時があったんだ……」

キルア「え、何。お前いきなり怖い。」

A「いや。別に隠すつもりは無いから言うんだけど、私産み親の遺伝で過去と未来両方見えるんだよね」

キルア「ふーん。で、何。俺死んだの？」

A「誰もお前死ぬつってないだろ。でもこれは私に制御できるものでも無いし、過去か未来かも分からないし、」

キルア「じゃ誰が死ぬんだよ」

A「人が死ぬとは誰も言ってねーだろ。話聞けがき。で、イルミとキルア、あと、袴を着た女の子と、あ～もう一瞬が一瞬すぎてわかんない！

とにかくあんたも強くなってたから未来の話！」

キルア「！お前なぁあ！！」

A「あ、ゴンたち戻ってきたらしいから行けば？私は仕事の話を進めてくるからさ、」

キルア「はぁ？」

A「いいから行きなよ。ほらあっちだって。」

キルア「や、お前誰と連絡取って…」

A「私の連絡とってる本人に聞けし。とりあえず行った行った。」

だるい。
見た後はすごくだるくなるんだ。
これが不定期に来るんだからたまったもんじゃない。

死なない、わけじゃない。
でも、私も、あなたも、まだあったことがない人物が死んでた。

これから会う人物、か。
これに関してヒソカが僕知ーらない♥️って感じに映らないのがものっそいうざい。