しつこい ページ14
三次試験二次課題のためのくじ引き後、船に乗ってデビル島へ。
あーあ。船に乗ったら皆プレート隠しちゃってわかんねーの。
ヒソカとかイルミに言っておけば見つけた場合取ってくれるかな。
でも流石になぁ、隠れ鬼なのにそれはつまらないよなぁ。
………あれ、あれキルアじゃない？
私は絶を使って止まって後に何か叫んでる？警告？してるキルアの前にしゃがみ振り返ったところで声をかける。
A「キルア〜？」
キルア「うわっ、？！は？！A？！いつからいたんだよ！！そこに！！！」
A「なんか誰かに声掛けてるあたりから？ずっと付けられてるよね。さっき上から見たけど見た感じ弱そうだし、取ってきてあげようか？年上が」
キルア「いいよめんどくさいし、あっちから来るまで待………つ………………………」
キルアは顔を真っ赤にして驚いた顔をしながら焦っていた。
焦ることなんて何があるのさ、顔なんて赤くして。
あ、
A「何々？年上のはだけた服見て照れちゃった？見慣れてないんだね〜。12歳らしい可愛い反応だこと。」
キルア「自覚あんなら上になんか着ろよな！！！！！」
A「だって無いもん。こんなの予想外だし。荷物なんて必要最低限ポケットに入るのも入れてあとはお家だよ」
キルア「…………お前俺以上に手ぶらだもんな、で？誰かに借りようとかそんなのはなかったわけ？襲われたりしたらどうすんの？」
A「勿論借りる相手が居ないわけですね〜。襲われたら襲ってきたやつを倒すまで。」
キルア「はぁ……」
A「ねーねーこの番号探してるんだけど89番知らない？」
キルア「知らねーよ。つかこの番号知らない？」
A「知らねーよ。キルアなら持ってるかとちょっと期待したんだけどなー。上から見てたやつ私以外にもう一人いたし」
キルア「あれ俺を餌に使ってるよなー」
A「それ言ったらこの状況の私も餌に使われてるよ。ね、パーティ組もパーティ」
キルア「別にいいけど、ゴンじゃなくていいの？」
A「ゴンは誰のも奪わずに絶賛修行中ってね〜」
キルア「ゴンの場所もわかんのかよ！」
A「まぁ、ある程度みんなの場所は把握したよ。でもみんな常に動いてる人もいれば隠れてる人もいるからどうかなって感じ」
キルア「本当にお前は化け物かなんかかよ……」
A「失礼な…！！」
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作者名：蜜柑 | 作成日時：2018年1月12日 8時
