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転生4 ページ6

貴方side

目が覚めたら雪の中にいた、あれ?こんなの、昔もあったよーな………
あの時は確か誰かに気づいてもらおうと必死に泣いたんだったよな………

『(今はもう、泣く気にもなれない………)』

どうしてだろう、何かをしようって気も起きない、壊れちゃったのかなって思うくらいに………
ただぼうっと空を見上げていた、そうすれば視界の隅に一人の男が現れた、冨岡義勇だ

冨岡「お前も、あの二人の兄弟か?」

冨岡さんが指を指すがそっちを向く気が起きない、それどころか動く気さえしない

『(冨岡さん、結構好きなキャラだった筈なのにテンションが上がんない………)』

本当に、私はどうしちゃったのだろうか?
ただただずっと無言で空を見つめていた

________________

___________

______

暫くぼうっとしていれば何処からかお兄ちゃんと冨岡さんの声が聞こえてきた

『(これから、鱗滝さんの所に行くのかな……?)』

相変わらず何もやる気が起きないけどここで起きないとお兄ちゃんに迷惑をかけてしまう、重い体を起こせば二人がこちらに気がついた

炭次郎「A!大丈夫か!?」

そういいながらお姉ちゃんを背負って私の方に歩いてくるお兄ちゃん

『おに、ちゃ、ごめ、私………』

"見てるだけで何もできなかった"

そう言う前に私はお兄ちゃんに抱き締められていた

炭次郎「よかった、Aは無事で………」

そう言うお兄ちゃんは泣いていて、自然と私の目からも涙が溢れてきた
そのまま、私達は暫く泣いていたのだった

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むいたん! - とても面白いですね!次の展開が楽しみです!更新待ってます♪ (2019年11月24日 12時) (レス) id: 9146c62b5e (このIDを非表示/違反報告)
死蝶(プロフ) - 面白いです!続き見たいです! (2019年11月21日 20時) (レス) id: 3d51fd0542 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:天下えぃか | 作成日時:2019年11月12日 2時

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