転生9 ページ11
貴方side
鬼が完全に崩れて塵になったのを見届けてから暫くして、私はフラフラの足でどうにか立ち上がりお兄ちゃん達がいる方に向かって歩きだした
『(地平線辺りが少し明るい、もうすぐ夜が明ける………)』
私がお兄ちゃん達のところにたどり着いた頃には夜が明けてお兄ちゃんと対峙していた鬼が燃えてるところだった
『お兄ちゃ………』
炭次郎「A!無事だったのか?」
お兄ちゃん質問にコクりと頷く
『お兄ちゃんも無事そう、よかった』
ぎゅっと抱きつけばいつものように頭を優しく撫でてくれた
「儂は鱗滝左近次だ、義勇の紹介はお前達で間違いないな?」
埋葬が終わったのか私達の所にやって来た天狗のお面をつけた人、もとい鱗滝さん
炭次郎「は、はい、竈門炭次郎といいます、向こうにいる妹が禰豆子でここにいるもう一人の妹が…」
『霧島A………』
鱗滝「炭次郎、A、妹が人を喰ったときお前達はどうする」
お姉ちゃんが、人を食べたら………
いや、まずその前にお姉ちゃんを止める、絶対お姉ちゃんを人殺しにはさせない
"パァン"
私がそんなことを考えていれば平手打ちのいい音が響いたのだった
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むいたん! - とても面白いですね!次の展開が楽しみです!更新待ってます♪ (2019年11月24日 12時) (レス) id: 9146c62b5e (このIDを非表示/違反報告)
死蝶(プロフ) - 面白いです!続き見たいです! (2019年11月21日 20時) (レス) id: 3d51fd0542 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:天下えぃか | 作成日時:2019年11月12日 2時