ヒーローも警察も大っ嫌い！！【僕のヒーローアカデミア】 (ページ6)

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大っ嫌い！！4 ページ6

貴方side

目が覚めた
私はベッドで眠っていて、目の前には見たことのない天井があった、さらに体を起こせば、同じく見たことのない部屋が広がっていた

『ここ、どこ………？』

だって、私は孤児院を追い出されて路地裏で倒れて寝ちゃった筈でしょう？

『あぁ、そっか、夢………』

なら、このまま夢から覚めずに死にたいな

"ガチャ"

そんなことを考えていたとき、部屋の隅にあった扉が開いて男の人が入ってきた

「おや、ようやく目が覚めたのかい」

えっと、誰、だろう………？

「僕はオール・フォー・ワンって呼ばれている、まぁそれだと長いから先生とでも呼んでくれ」

オール・フォー・ワン………？先生………？

『これは、夢じゃ、ないの………？』

AFO「これは現実だよ、ここは僕の家みたいな場所だ」

ということは、この人が私を助けたの？

『あなたはヒーロー？それとも警察？』

もし、どっちかだったら逃げなきゃ、もっと酷い目に合わされる………！！

AFO「残念ながら、僕はそのどちらでもない」

『………本当に？嘘じゃない………？』

AFO「あぁ、本当だ、どうしてそんなことを気にするんだい？」

『だって………』

私はあの路地裏にいた理由とヒーロー達に見つかって保護された後に起きるだろう事を話した

AFO「それは辛かったね、もし帰るのが揖屋ならこのまま僕のところにいるといい」

『え…………、でも…………』

私がいたら………

AFO「君が気にすることは何もない、さぁ、おいで」

『……………』

じっと、先生を見つめる、そして……………

私が孤児院に帰る事はなかった