異世界に誘拐されたうえに何故か溺愛されちゃってます！？！？【文豪ストレイドッグス】【フョードル・ドストエフスキー】

誘拐されました！？8 ページ10

貴女said

〜数日後〜

フェージャがすぐ帰ると言って出掛けてから既に数日が立っていた

『フェージャ、早く帰ってきて………』

どうやら、私は思ってたより彼の思惑通り彼に依存しかけてるらしい

『フェージャ…………』

寂しい
自分がそう思っていることを知ったときは正直驚いた、だってまさかそんなことを思うなんて思ってもなかったから

"コツっ"

部屋に、何かの動く音がした、反射的にそっちの方を向けばそこにはフェージャが立っていた

『フェー、ジャ………』

ドス「少しトラブルがありまして、帰るのが遅くなってしまいました」

『フェージャ、フェージャ………！！』

ドス「けどどうやら、いい子で待っていたようですね」

そう言うなりフェージャは私の事を抱き締めて頭を撫でてくれた

『遅いよ………』

ドス「すみません」

『うぅ………、許さない』

ドス「それは困りました」

笑いながらも困ったような表情をしている彼を見る、何処か、安心する気がする………

ドス「A？眠いですか？」

『そんなこと………』

ない！！……………筈←

ドス「眠いのなら寝てください、大丈夫、僕はここにいますから」

『ん、おやすみ？』

ドス「はい、おやすみなさい」

瞼を閉じれば私はあっさりと夢の中へと誘い込まれた

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