異世界に誘拐されたうえに何故か溺愛されちゃってます！？！？【文豪ストレイドッグス】【フョードル・ドストエフスキー】

誘拐されました！？9 ページ11

NOsaid

眠りについたAの頭を優しく撫でながらドストエフスキーは楽しそうに笑っていた

ゴーゴリ「ハハハーハハ」

そんな中、場違いな笑い声をあげてニコライ・ゴーゴリが現れる

ドス「静かにしてください、Aが起きてしまいます」

ゴーゴリ「え？あ、ごめん」

ドストエフスキーから漏れる僅かな殺気を感じとりゴーゴリは素直に謝った

ゴーゴリ「それにしても、流石はドス君、計画以上だね」

ドス「Aの事ですか？まぁ確かに僕に依存しかけていると気づかせるためにワザと帰って来ませんでしたがまさかここまでの効果があるとは………、ですが、トラブルがあったのは事実ですので僕は嘘はついてませんよ」

ドストエフスキーは頭を撫でていた手を離しベッドの近くにある棚の底から黒い機械を取り出す

ドス「やはり、盗聴器を仕掛けていって正解でした、次はカメラもしかけましょうか、音声だけでもいいですが映像がある方がさらに詳しく様子もわかりますし………」

ゴーゴリ「カメラは流石に可哀想なんじゃ……」

放っておけば何処までもエスカレートしそうなドストエフスキーの思考を流石に不味いと思ったのか止めにはいるゴーゴリ

ドス「確かに、バレてAに嫌われては嫌ですからね」

彼は再び眠っているAへと視線を戻しそして微笑んだ

ドス「もうすぐであなたは僕のものです、勿論、誰にも渡すつもりはないので覚悟していてください」

少し黒い笑みを浮かべながらもそう言いきったドストエフスキーは頬にキスを落とし、ゴーゴリと共に部屋から出ていった

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