私は平凡以下…【終わりのセラフ】

平凡15 ページ17

貴女side

『闇梨、何で………』

兄様達にバレたらだめだって闇梨言ってたじゃん

『嫌、闇梨いなくなっちゃ嫌！！』

闇梨「おい、落ちつ…『嫌だ！！』………」

『お願い、とらないで、何処にも行かないで、私を、一人に、しないで………！！』

ただひたすら叫んだ、闇梨が、闇梨がいなくならないように………

闇梨side

闇梨「(これはちょっと、不味いだろ………)」

パニック状態に陥ってるA、早く、何とかしねーと

暮人「おい、Aに何をした？」

闇梨「なんもしてねーよ」

暮人「嘘をつくな、そんなわけが………」

闇梨「嘘じゃねー、俺はAには何があっても危害は加えねぇ、断言してやってもいいぜ」

暮人「お前の言葉は信じない」

たく、めんどくせー奴だな

闇梨「そーかよ、なら勝手にそう思っときゃいいだろ」

今はこいつに1から説明している時間はねぇ、早く止めないとまずい………

闇梨「ごめんな」

一言謝ってから鳩尾に一発入れればあっさり気絶した

闇梨「(さて、問題はここをどう切り抜けるか、だな………)」

Aを抱き抱えて刀を抜いて構えている柊暮人を睨み付ける

闇梨「一応いっておくぞ、そこをどけ」

暮人「断る」

闇梨「だよな、じゃあ死なない程度に死ね！！」

俺が腕を振り上げると同時に柊暮人の背後の壁が轟音をたてて崩壊する

闇梨「じゃーな」

すれ違い様にそう言って俺はAを連れてその場を離脱した

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