73話 ページ23
？「あれ、先輩。誰ですかその女の人」
ut「お、アリスちゃん！」
『初めまして。コノシェンツァ寮のA・ソル レヴェンテと申します』
ar「この寮の副寮長。アリス・シックザールです！」
あ、胸揺らしてた奴だ
ut「Aちゃん、めっちゃええ子なんやで。あの第十家の一つなんやって！」
ar「そ、そうなんですか。凄いですね」
うさんくせー、なんだこの女
『鬱サン。今度こちらを現代語に訳した物、作ってきましょうか？』
ut「いやー、Aちゃんに教えてもらいながら読むのがええなー」
『､､分かりました。期末テストに向けての勉強しなければなので失礼しま』
ut「Aちゃん。俺過去問持っとるで」
『本当ですか？』
ut「おん。ちゃーんと保存してあるから大丈夫やで」
『ありがとうございます！』
ar「あの、先輩」
ut「ん、どしたん？」
ar「あの、体調悪くて」
ut「そうなん？寮室で休んどってええよ」
ar「あ、ありがとうございます」
うっぜー、バインバイン揺らしやがって
ut「さ、教えたるなー」
『ありがとうございます！』
？ side
なんやねん、あの女
私の場所を取りやがって
あのクソ女
なんや、鬱サンなんて呼んじゃって、気色悪い
第十家ってなによ、馬鹿やないの
私の下僕を取って､､あんなへらへらと
「､､絶対殺す」
嗚呼、あの女の物。もう取ってあるんやったわ。
ふふふ、私があんたの人生。私がズタズタにしたるわ
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作者名：ミコミコ | 作成日時：2022年8月14日 0時
