4話 ページ4
渚「僕は潮田渚。よろしくね」
隣に歩くこの男の子は潮田渚くんと言うらしい
自分の名前も伝えたいけど...あっ
渚「...？」
私は鞄からノートとシャーペンを取り出した
ノートには"会話ノート"と書かれている
書き終わって潮田さんに渡した
『《私は牡丹A。こんな形でごめんね。
私、喋れないの》』
渚「...!そうなんだ、僕こそなんかごめん」
『《謝らないで。よろしくね、潮田くん》』
渚「あ、渚でいいよ。他のみんなにもそう呼んでもらってるし」
私は頷いた
しばらく歩いていると遠くにある校舎が見えた
それと同時に鐘が鳴った
『《私のせいで、ごめんね》』
申し訳ない気持ちでいっぱいだ
渚「全然気にしないで！仕方ないし...
それに、ちゃんと説明すれば分かってくれるよ」
そういうものだろうか
持ってきた上履きに履き替える
...それにしても
建物が古いなぁ
床がミシミシいってる;
廊下を歩いていると渚くんは教員室と書かれた札があるドアに立ち止まった
渚「まずは多分挨拶だよね...僕も一緒に中に入るよ」
渚くんは優しいな
感謝の意を込めて頷いた
ｶﾞﾗﾗ
渚「おはようございます」
「おはよう渚くん。どうした、遅刻か？」
渚「あはは;...実は今日来る新しい生徒の牡丹さんが来てて」
「ああ、中に入ってくれ」
渚くんは1度私に目を移して"入っていいよ"と言ってくれたような気がした
2人で中に入る
「...｟初めまして、俺はからすま ただおみだ。
君の事情は聞いている。手話は多少は使えるから、何かあったら俺に聞いてくれ｠」
『...!?｟手話、お上手です！...ありがとうございます
よろしくお願いします｠』
隣にいる渚くんはちんぷんかんぷんだった
『｟補聴器付けてるので、少しは聞こえますよ｠』
烏「...分かった。俺はここの副担任だ。担任は今教室に居るだろう。渚くん、奴を呼んできてくれるか」
渚「...!はい、分かりました」
そう言って渚くんは出ていった
烏間先生、"奴"って言ってたけど、そう呼び合うぐらい
仲がいいのかな？
烏「話を戻そう。その担任だが...月が破壊した事件は知っているか？」
私は頷く
烏「その犯人が...このE組の担任だ」
...き、聞き間違いかな？;
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陽葵(プロフ) - 知らせられて良かったです！カチコミガンバですw (2022年12月6日 21時) (
レス) id: 4fccf8109e (このIDを非表示/違反報告)
こてん(プロフ) - 陽葵さん» マジですか！知らせてくれてありがとうございます！ちょっくらカチコミしてきますね(･᷄-･᷅) (2022年12月6日 21時) (レス) id: 6ccf21ff78 (このIDを非表示/違反報告)
陽葵(プロフ) - すみませんこの作品プリ小説というアプリの方で多分パクられてます (2022年12月6日 19時) (レス) id: 4fccf8109e (このIDを非表示/違反報告)
かやぴ(プロフ) - むむさん» もう一度言いますが、パクリじゃないです！神に誓って言えます！もしよろしければ、これからも作品を応援してくれると嬉しいです！！ (2022年8月9日 11時) (レス) id: 6ccf21ff78 (このIDを非表示/違反報告)
かやぴ(プロフ) - むむさん» こんにちは！えぇ〜！？wまさかパクリ疑惑が出るとは思いませんでした💦題名はまぁ似たような奴がきっとあるかなーとは思いましたが、設定は完全にオリジナルです。難聴系のストーリーってあまり見ませんが、よくあるネタかなーとは思いますね。 (2022年8月9日 11時) (レス) id: 6ccf21ff78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かやぴ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/9zao/
作成日時：2022年4月18日 0時
