ビビりで臆病のアサシンは 3 【暗殺教室】

呼ばれて登場 ページ3

忌々しい奴らがしっぽ巻いて逃げた後、
わたし達は引き続き勉強を再開した





「トーマス・ジェファーソンがアメリカの独立宣言した年は？」

『...うーん、えっと、.....あっ！1776年！』

「正解。さっきより答えるスピードは上がってるな
このまま頑張っていこう」

『はい！』







わたしは社会も数学もゴミなんで
こうして磯貝くんに教えてもらってる

殺せんせーの教え方も悪くは無いんだけど...









"...で？最近はカルマくんとどうですか？"

"...なんて？？"




"あ、幼なじみの前原くんが居ますから難しいですかね"

"え、いや、あの"





"あー！磯貝くんも捨てがたいッ"

"あの、今理科を..."





"意外にも渚くんかもしれませんよ、ヌルフフフ"

"ヌフらないで理科！教えて！下さいよッ！！"









と、勉強と見事にまっったく違う話題を出しやがるのだ

一体なんの話でウフウフ...いや、ヌフってんのか知らんが
絶対に私で遊んでるのは分かる



ちくしょう




許せん。









〈3年E組、茶倉A、至急理事長室へとお越しください。
繰り返します、...〉














『...へっ』

「え"」

「Aちゃん...何かやらかした？」

『い、いえ！何もっ！な、なんで...と、とりあえず
行ってきます。生きて帰って来れることを祈ります...』

「そんな戦場に行くみたいな...;」









いやだって理事長室だよ？
あの理事長に会うって事だよ？？



怖いよ、シンプルに






あの謎の圧力に負けちゃうよ
助けてパトラッシュ







つか、今放課後だよね
なんで私がまだ学校に残ってるって分かってるんだ？？





ま、まさか監視カメラ！？(正解)



















『...こ、こここ、こん、こんにちはッ』

「...うん、こんにちは。久しぶりだね、茶倉さん
元気の良い挨拶だ」











気づいたらわたしは理事長室に来てたみたい
とほほ。

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