お腹いっぱいや... ページ19
「いや〜遊んだ遊んだ。お陰で真っ黒に焼けました!」
黒すぎだろ
なんで歯まで黒くなるんだよおかしいだろ、原理どうなってんの;
歯まで黒く焼けた殺せんせーはもう表情が読み取れない
殺せんせーはウキウキで船上レストランへと向かった
「どんだけ満喫してんだあのタコ」
「こちとら楽しむふりして準備するの大変だったのによ」
「ま、今日殺せりゃ明日何も考えずに楽しめるじゃん」
「まぁな、今回ぐらい気合い入れてやるとするか」
3人の会話を聞いているとふと寺坂くんの方へ見上げた
肩の方に洞窟のせいで付いたのか、砂を少し被っていた
『んっしょと』
「あ?」
私は背伸びしてパッパッと軽く払った
『砂被ってましたよ』
「おう、ありがとよ」
『どんな料理が出てくるのかな〜』
「アイツの分まで食うなよ?」
『そんなに食べませんよ!?』
少し離れたところで狭間が吉田と村松に話しかける
「貴方たち」
「なんだよ狭間」
「2人を見守るわよ、抜け駆け禁止」
「「...はいよ」」
「...」
「カルマくん?どうしたの?」
「...いや、なんでも。行こっか渚くん、茅野ちゃん」
「おー!」
私たちは貸切レストランへと着いた
そして私はカルマくんと隣の席に座った
いや、正確に言えば無理やり座らされたんだけど;
出てくる料理はフルコース
めっっちゃキラキラ輝いてる
まぶしっ
『うま〜』
「...ねぇ茶倉ちゃん」
ステーキを頬張っているとカルマくんに話しかけられた
『...ごくんっ。
はい、なんでしょー』
「...寺坂と随分仲良くなったんだね」
『えっ?あ、あー...まぁ。家庭科を寺坂くん達と勉強してたら自然と、ですね。寺坂くん面白いんですよー
この前なんか「あのさ」.........え、はい』
「俺の前ではアイツの話すんの禁止」
『むぐっ』
無理やりブロッコリーを口の中に突っ込みやがったコイツ
悪魔め
136人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
結衣 - 更新楽しみに待ってます! (5月2日 16時) (レス) @page37 id: 513146489b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:こてん | 作成日時:2024年2月4日 1時