ビビりで臆病のアサシンは 3 【暗殺教室】 (ページ16)

今日:33 hit、昨日:33 hit、合計:9,685 hit

私やること多すぎん？ページ16

肝心なのはトドメを刺す最後の射撃

正確なタイミングと精密な狙いが不可欠

まぁでも、それはあの二人が居れば問題ないと思うんだけど、プロ目線からしたらどうなんだろ

「不安か？

このE組の射撃能力は」

「いいや、逆だ

特にあの二人は素晴らしい」

そう言ってロヴロさんは千葉くんと速水さんを見る

あ、同じこと思ってたっぽい

千葉くんはスナイパー、速水さんはソルジャーとそれぞれべた褒め

教え子に欲しいくらいだとロヴロさんは言う

2人とも気をつけて、犠牲者がもうここに(私)居るから

他のみんなも良いレベルまで
まとまっていると評価してる

いや、めっちゃ褒めるじゃん

「だが惜しいのは...」

『...へ？』

そういって私をまじまじと見つめるロヴロさん

そんなに見つめられたら照れちゃう......いやごめん
違うよね。

「何故君は最後のトドメに参加していないのか、と思ってな」

『あ、あー...私、触手が約束された側の人間でして...
いや、この言い方語弊が生まれる;

私は初めの段階の触手を破壊して、その後先生の周りを連射する担当ですはい』

「...そうか、ならば仕方ないが。

茶倉A」

何故フルネーム...;

「前にも言ったが、君は上へ目指せる。

暗殺に限った話ではない、今の君では少々控えめなところが伺える

それは決して悪いことではないが
もっと大胆に、もっとワガママに動けば必ずそれは君の武器になる

沖縄での暗殺、期待しているぞ」

和やかな空気とは一変して、強い眼差しに顔を背けなかった

もっとわがままに...もっと大胆に...もっと図々しく

暫くロヴロさんの言葉が頭の中でこだましていた