ビビりで臆病のアサシンは【暗殺教室】

私...もしかして凄い？ ページ6

一瞬時が止まったかのようにフリーズした




そしてクラスのみんなは落ちてる触手に目をやる
怪物も...なんか困った顔してるし




「...今のは、Aさんですね」

『！？』







びっくりしすぎてビクってしてしまった(？)







「マジかよ...」

「俺らの一斉射撃でも無理なのに」

「もしかして、Aさんって暗殺者？」






ひそひそ話が聞こえるけど、絶対違う
断じて違う
暗殺者なんて...なんでそん事になるの？











「Aさんが初めてです、先生にダメージを与えた生徒は」

『...またまた』

「ガチです」

『...』











ひぃぇ...

まじでやめて欲しい
私適当に乱射しただけだよ？
なーにも狙ってないよ？

こんな事で注目浴びたくないんだよ......










「凄いですね、Aさん」

『は、はぁ...』







奥田さんは目をキラキラしながら私を褒めてくれたけど
内心めっちゃビビってるし混乱してる








私...もしかして凄い?










点呼も終わって弾を片付けて
普通に授業が始まった




この怪物、普通に先生してるから意味わかんない
何が目的なのかが分かんない







お昼休みになった時
私は存在を消しながら弁当を取り出したんだけど










「ねねねAさん！さっきの凄かったね！」

「Aさんって国から送られてきた暗殺者か？」

「お弁当可愛いね！一緒に食べよ〜」













『.....は、ハイ』













んー！
皆元気だ事っ！

前の中学とは比べ物にならないほどキラキラしてんね！






「おいお前ら、Aさんが困ってるだろ」




一気に質問攻めされて
答えに迷ってると、背高くてイケメンの人が助けてくれた





「ごめんな、Aさん。転校生が珍しくてさ、皆悪気は無いんだ」

『い、いいいいえ！お、お構いなくっ』

「ほら皆、質問は1人ずつな」














イケメンさんのおかげで皆私に1人1個ずつ質問をしてくれた

出身地、好きな色、怪物について、スリーサイズとか髪について


スリーサイズ聞いてきた人はかっこいい女の子に首根っこ掴まれて強制退場されたけど...











そして、皆で自己紹介をした
名前はまだ全員覚えてないけど




「これから覚えていけばいいから、よろしくなAさん」







磯貝悠馬...このイケメンさんの名前は一発で覚えた

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