ビビりで臆病のアサシンは【暗殺教室】

つ"がれ"だ ページ26

「カルマくん、平然と無茶したね;」

「べっつに〜？今のが考えてた限りじゃ1番殺せると思ったんだけど」




渚くんは私の背中を擦りながら赤羽くんに話しかけるけど



...わ、私！
ガチで焦ったかんな！(泣)






「おや？もうネタ切れですかぁ？貴方も案外、"チョロい"ですねぇ？」


「殺すよ、明日にでも」






そんなさわやかに殺すよ宣言しないでよ



てゆか何この人
1人だけ満足した顔しやがってっ！






フツフツと湧き上がるこの感情は
怒りと呼ぶべきか














「...茶倉ちゃん？」





『...し、心配...した』

「...！ごめんね」

『...き、気をつけてね。
貴方が居なくなって...か、悲しむ人も...いるから。



た、例えば...私とか...って、何言ってるんですかね
ハハ...』









やっっべ
怒りに任せて喋っちゃった


これは流石に上からな態度で話したじゃん



オワタ〜







...あれ？










『...あ、赤羽くん？...熱、ありませんか？』

「...えっ？」

『顔が、赤く「夕日のせいだよ」...そうですか。
熱が無ければいいです』










赤羽くんはなにやらサイフを投げたりして

私と渚くんをご飯に誘った




でもそのサイフどっかで...





「...?あ"ー！ちょ、それ、先生のサイフ！」

「だぁから！職員室に無防備に置いとくなって」

「返しなさい！」

「いいよぉ」




ポスッとサイフを先生に投げた




「ん？中身抜かれてますけど」

「はした金だったから、募金しちゃったっ」

「うわあああああああ！」











流石赤羽くん...抜かりない





私はあの後、ご飯の誘いを丁寧に断り
荷物を抱えて帰った




つ"がれ"だ




...え？なんで一緒にご飯食べなかったのかって？


頭も目もフル回転しすぎて疲れてるんだ
休ませて(切実な思い)

Karma's side→←トラウマ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す