ビビりで臆病のアサシンは【暗殺教室】

ジェラートぉ... ページ20

「ごめんごめん殺せんせー。
俺もうテスト終わったからさ、ジェラート食って静かにしてるわ」



...ほ？


見てみたらホントにジェラート持ってるじゃん



いや、まて
そのジェラートどこから取り出した






「ダメです！授業中にそんなもの...ん？




あ"ー！それ、先生がイタリア行って買ったやつッ！！」



「「「(お前のかよ)」」」







なんでだよ。




教員室に冷やしてあったからって普通取る...？
赤羽さん、すんごいな(語彙力)




赤羽さんはペロッとひと舐めり。


「へ〜...で、どうすんの？殴る？」

「殴りません！残りを先生が舐めるだけです！」






...舐めるんかい


「そう、ペロペロと...ッ！？」



ドロっと音がした方に目を向けると
怪物の触手がいつの間にか転がっていたBB弾に触れていて溶けてた



BB弾...気づかなかった






すぐさま赤羽くんは銃を取り出して
怪物を遊ぶかのように撃った



「あはは！まぁーた引っかかった


...何度でもこういう手使うよ？

授業の邪魔とか関係ないし」







...それは嫌かな赤羽くん;






「それが嫌なら俺でも誰でも殺せばいい

でもその瞬間から、アンタを誰とも先生として見てくれない




ただの人殺しのモンスターさ

アンタという"先生"は俺に殺された事になる」





残りのジェラートを怪物にぶつけてそのままグリグリと押し付ける赤羽くん




ジェラートぉ......勿体ないよ...
グリグリするなら、私の口の中にグリグリ...ううん、いいや
やめとこ







「はいテスト、多分全問正解。

またね先生、明日も遊ぼうね」









...今までの赤羽くんの行動見てると、わざと怪物にギリギリのラインで駆け引きしてるよね


何を思っての行動なんだろう
何をしたいんだろう





...どうして、そんな
孤独な背中なんだろう



















無意識に自分と赤羽くんを重ねてた私は
過去の私を思い出してしまい
しばらく立ち直れずに居た

びびった→←だ、大丈夫そ？

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